『Meets』編集部の余談。

名店の店主らが憩う店。

2020.5.22 17:02

カテゴリ:2020年6・7月号

京阪神もついに、緊急事態宣言が解除!できる限りの対策をひとり一人が取りながら、少しずつ日常を取り戻していきたいですね。


発売中の6・7月号「京都ちょうどいい酒場」特集では、京都に暮らす人々が日常的に通ってきた、生活に溶け込んだ酒場を数多く紹介しています。

「黒帯男子のオフ酒場。」企画では、[赤垣屋]店主・伊藤剛氣さんと、[そば 酒まつもと]店主・松本宏之さんのおふたりに好きなお店を教わり、そのお店へお互いを案内し合ってもらいました。[赤垣屋]店主・伊藤剛氣は、路地裏の蕎麦と郷土料理の酒場へ案内、[そば 酒まつもと]店主・松本宏之さんは、木屋町のおばんざい酒場へ案内。

実は1軒目から、燗酒をとっくりで4本空ける好スタートで、2軒目もその勢いは留まるところなしの良い飲みっぷり。(どちらも大の燗酒好き)普段各々のお店では、「ゴリゴリ喋らない」というクールキャラなふたりが、この日は一変。まるで少年のような笑顔が弾けた。

「こんなに笑って写って、大丈夫か!? 普段の店の姿見てるお客さん、ビックリしそう(笑)」と自分達でも心配するほど。

ギャップ萌え必至の貴重なオフショットも、満載です。

今回ふたりから紹介してもらったお店は共通して、各々に確固とした店のスタイルがあり、すっと背筋が伸びるような緊張感も漂う。

「混んできたらすっと席譲るとか、周りに絡まないとか、そういう暗黙のルールがわからん人の顔、ちゃーんとすぐ、はたける距離にしてん(笑)」と、冗談半分にカウンター秘話を語る、おばんざい酒場のご主人。蕎麦と郷土料理の酒場でも同じ話題となったが、こちらの主人も「そうなったら、バリバリ塩対応」と潔い。でもそれも、ちゃんとお客さんとしっかりと向き合ってのこと。

伊藤さんの言葉を借りれば、特に小さな大衆の店では「人の家にお邪魔させてもらっている」という気持ちを持つことが大事。より気持ち酔〜く飲むため、忘れないようにしたいと思います。

◎「黒帯男子のオフ酒場。」掲載店、その他記事はこちら

https://www.lmagazine.jp/meets/

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MeetsRegional編集室 1989年創刊以来(今年で31年目突入!)、関西の街をフォーカスし続けるリージョナル・マガジン。編集部員をはじめ、誌面に携わるさまざまなスタッフが自分の足で探してきた店や人、モノやコトを、私感たっぷりにご紹介。街や酒場の“ゴキゲン”を言い訳に、どうにも飲める(飲み過ぎる)スタッフ多め。現在、「WE♥酒場」をキャッチフレーズに、酒場にまつわるエトセトラを12カ月連続で特集中。毎月1日発売。

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