神戸から約1時間、夏の新潟へ!ユネスコ無形文化遺産に登録された「注目の祭」、ご当地グルメや温泉も[PR]

7月6日、7日に開かれる「村上大祭」。7日の本祭の夕暮れには提灯が灯され、盛り上がりも最高潮に
祭囃子に誘われて、夏旅へ。 目指すは、新潟県村上市で7月6日、7日に行われる『村上大祭』。2025年12月にユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」に追加登録され、注目度が急上昇。関西では知る人ぞ知る祭りながら、戦禍も災害も乗り越えて390年以上受け継がれてきた、村上市民にとっては「郷土の誇り」だ。
旧城下町を練り歩く絢爛豪華な屋台巡行が見もので、夏の日本海に沈む夕日、さらに米どころ自慢の食や酒と、祭り以外のお楽しみも満載。そんな村上市の魅力をぎゅっとまとめてご紹介。この夏は関西からも意外と近い日本海・新潟へ、足をのばしてみませんか?
◆ 壮麗な屋台“おしゃぎり”が躍動!390年以上続く『村上大祭』の見どころは?
地元の人も観光客もわくわく、そわそわ…。ユネスコ無形文化遺産への登録後、2026年が初開催となる『村上大祭』は、新潟県最北の地、村上市に夏を告げる風物詩。寛永10年(1633)、村上城下の総鎮守「西奈彌羽黒神社(せなみはぐろじんじゃ)」が現在地へ遷座したことを町民たちが祝ったのがはじまり。

やがて、各町内が競うように仮装行列や屋台を繰り出すようになり、祭礼に花を添える絢爛豪華な屋台巡行へ発展。屋台には村上伝統の彫刻や漆塗り、金箔細工の手技が存分に注ぎ込まれているのが特徴だ。
村上では、この華麗な屋台は“おしゃぎり”と呼ばれる。由来は、祭礼や芸能で演奏されるお囃子を意味する「しゃぎり」から。地元では愛着を込めて、「お」を付けて呼んでいるそうで、響きがなんともかわいらしい。

7月6日は「宵祭(前夜祭)」で、各町内で屋台のお披露目と試運転を兼ねた「曳き回し」が行われる。翌7日の本祭がハイライトで、神事の中心となる3基の神輿渡御に続き、19台のおしゃぎりが連なって旧城下町を進んでいく。その姿は歴史絵巻のような美しさ…!
なお、おしゃぎりの二階を飾る「乗せもの」(神の依代となる人形・装飾)にも注目を。各町の個性が表れていて、たとえば「肴町」では、大鯛にまたがる恵比寿様が飾られる。聞けば、宝暦10年(1760)作の現存最古の屋台で、「魚の専売権を殿様から与えられていた」という町内の歴史を伝えているそうだ。また、おしゃぎりを曳き回す際に歌われる『村上甚句』の節回しも、のどかで風情満点だ。
◆ 江戸初期から続く美しい旧城下町…村上市ってどこ?どんなところ?

村上市は新潟県最北に位置する、日本海に面した美しい街。海岸線は約50kmにわたり、北前船の寄港地として栄えた歴史も。中心部は江戸初期から続く旧城下町で、JR新潟駅から特急で50分の場所に位置する。「お城山」として知られる臥牛山上には城跡が、街には今も武家町、町人町、寺町が大切に残されており、そぞろ歩きも楽しみのひとつだ。
もちろん、日本屈指の酒どころ・新潟県とあって、村上には「〆張鶴」の「宮尾酒造」、「大洋盛」の「大洋酒造」という二つの酒蔵もアリ。祭りの夜は、銘酒に酔いしれるのもおすすめだ。
◆ 鮭料理に最高級コシヒカリ、銘茶も。珠玉のご当地グルメを満喫しよう

祭りの合間に楽しみたいのが、ご当地グルメだ。村上といえば「鮭のまち」。鮭が遡上する清流・三面川(みおもてがわ)では千年前から鮭漁が行われており、今も100種以上の鮭料理が伝わる。7月の『村上大祭』を祝うごちそうも、もちろん鮭だ。
まず訪ねたいのは、そんな地元民が愛してやまない鮭グルメに出会える「千年鮭きっかわ」。2026年に創業400年を迎えた老舗で、代々受け継がれてきた鮭の保存・加工技術を今に伝える。店内には、名物の「塩引き鮭」(真冬の寒風で干し上げ、熟成させる村上伝統の逸品)をはじめ、日本酒の最高のアテ「鮭の酒びたし」など、多彩な鮭加工品がずらり。温かな接客も魅力で、村上と鮭の関わり、食文化について教えてもらえるのもうれしい。

姉妹店の食事処「井筒屋」は、松尾芭蕉が泊まった元旅籠で営む鮭料理の専門店。最大23品もの鮭料理を、麗しい御膳スタイルで堪能できる。土鍋で炊いたご飯は、ブランド米の“岩船産コシヒカリ”。 凝縮された鮭の旨みと、みずみずしい米の甘みが重なり合うひと口に、思わず悶絶…! この味を求めて再訪する人が多いというのも頷ける。

食後の「甘いもん」なら、「十輪寺茶や 越後岩船家」へ。県産コシヒカリを使った串だんごが名物で、噛むほどに米のやさしい甘みが口いっぱいに広がる。
なお村上は、江戸初期から続く茶どころでもある。商業的生産地としては日本最北に位置し、創業250年の「九重園茶舗」は、その歴史を今に伝える老舗のひとつだ。冬が長く日照時間が短いため、「渋みのもととなるタンニンが少なく、甘み豊かな味わいが楽しめる」と評判。ぜひ村上茶で一服を。


◆ 宿はどうする? 祭りと観光を楽しんだ後は、絶景の瀬波温泉で一泊が正解!
宵祭から前乗りする人も、本祭から参加する人も、祭りを楽しみ尽くすなら地元で一泊するのが吉。せっかく関西から足を延ばすなら、海沿いの温泉宿で贅沢な時間を過ごしてみては?

旧城下町から車で約10分の場所にある「瀬波(せなみ)温泉」は、海沿いに旅館やホテルが立ち並ぶ、県内屈指の温泉地のひとつ。目玉は、眼前に大パノラマで広がる雄大な日本海……! 夕暮れにはオレンジや赤、青のグラデーションが空と海を染め上げ、夢のような絶景が広がる。獲れたての海の幸づくしの夕食、翌朝のビーチのさんぽ、温泉街の散策も醍醐味だ。
◆ 伊丹空港、神戸空港から発着、新潟県へは飛行機が便利!
新潟県へは、飛行機または新幹線が便利。飛行機では、伊丹空港からJAL・ANAで新潟空港まで約1時間。または神戸空港からトキエアで新潟空港まで約1時間30分。村上市へは、新潟空港から車で約1時間。

鉄道では、新大阪駅から東海道新幹線で東京駅まで約2時間30分、東京駅で乗り換えて上越新幹線約2時間、新潟駅で乗り換えて、特急いなほで村上駅まで約45分。
または、大阪駅から特急サンダーバードで敦賀駅まで約1時間20分、敦賀駅で乗り換えて北陸新幹線で約2時間、上越妙高駅で乗り換えて、特急しらゆきで約2時間、新潟駅で乗り換えて特急いなほで村上駅まで約45分。
文/山口紀子
提供/公益社団法人新潟県観光協会
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