今と昔が溶け合う街の原点は、高瀬川にあり。日本縦断! OMOろい旅 in 京都・三条

「老舗さんぽツアー」で訪れる[桔梗利 内藤商店]。使い込まれた建物や内装に長い歴史がにじむ
街をこよなく愛するスタッフが地域と連携し、ゲストをもてなす新感覚ホテル「OMO by 星野リゾート」。今回は京都・三条の街をOMOレンジャーとご案内!

案内人:OMOレンジャー ふしっきー さん
滋賀県長浜市生まれで、静岡のリゾート施設を経て京都へ。趣味の散歩を通して日々気になる店や界隈の歴史を発掘し、案内に生かしている。
OMOレンジャーと見る・買う・食べる!
今と昔が溶け合う街の原点は、高瀬川にあり。
京都を訪れるたび、街と川の近さが心地よく感じられる。中でも暮らしに溶け込む高瀬川の風情はお気に入りのひとつだ。そのすぐ近く、繁華街・三条エリアの真ん中に建つのが、[OMO5京都三条 by 星野リゾート]だ。
コンセプトは「京町らんまん川歩き」。街の発展を支えた高瀬川にフォーカスを当て、昔から人が行き交う三条通を通して界隈の魅力を深掘りできる。
「京都は名品の買い物も楽しめる街。老舗が多く残っているのがすごい!」と、OMOレンジャーの“ふしっきー”こと伏木彩優美さん。早速体験すべく、水運の歴史をたどる川さんぽや老舗を巡る買い物ツアーへ出発。ホテルで無料レンタルできる風呂敷に荷物を入れて歩けば、気分は江戸時代の旅人だ。
夜ははしご酒を楽しみ、ほろ酔いでホテルへ戻れば、京都の純喫茶と和菓子文化を堪能できるアクティビティも。ホテルでも“見る・買う・食べる”を楽しめる。いつ訪れても発見がある京都の楽しみ方を、またひとつ教わった。
![[OMO5京都三条]で夜にだけ開く喫茶店。季節の和菓子のディスプレーに心踊る。](https://www.lmaga.jp/wp-content/uploads/2026/06/omo5_kyotosanjyo_8-1-900x600.jpg)
旅の醍醐味をホテルにぎゅっと凝縮。
OMO5京都三条 by 星野リゾート[河原町三条]
![毎夜OMOベースで開催の「夜の京菓子どころ 三条店」では[スマート珈琲店]直伝の一杯と老舗和菓子店の季節の味を提供。](https://www.lmaga.jp/wp-content/uploads/2026/06/omo5_kyotosanjyo_7-900x600.jpg)
その日の気分で選べるワンプレート朝食は京都らしい出汁茶漬けの他、アメリカンブレックファスト、フレンチトースト、クロックムッシュの4種類。サラダ、スープ、ヨーグルト、フリードリンク付きで2,100円。
![お楽しみは[OMO5京都三条]施設内でも。](https://www.lmaga.jp/wp-content/uploads/2026/06/omo5_kyotosanjyo_3-900x600.jpg)

京都エリアの[OMO]3施設や京都駅、大阪駅、新大阪駅などへ荷物を運ぶ有料キャリーサービスもうれしい。


OMO5京都三条 by 星野リゾート[河原町三条]
住所:京都市中京区河原町通三条上る恵比須町434-1
電話:050-3134-8095(OMO予約センター)
15:00IN/11:00OUT
122室
1室1泊15,000円〜(税込・食事なし) カード可
駐車場なし
hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5kyotosanjo

街が信頼する錦の老舗酒店。
津之喜酒舗[錦市場]

1787年創業。顔ぶれが多様化した[錦市場]で続く、京の台所や飲食店を支える老舗酒店で、地酒や国内外のウイスキーが充実する。


八代目の藤井輝男さんは祇園祭の神輿の担ぎ手でもあり、街をよく知る頼れる存在だ。店主不在時と繁忙期以外は「京都に来はった人の思い出に」と筆ペンでオリジナルラベルを描くサービスも。


津之喜酒舗[錦市場]
住所:京都市中京区錦市場富小路東入ル東魚屋町194
電話:075-221-2441
10:00〜17:30閉店
水・日曜休
tsunoki.co.jp

[ACTIVITY1]
京町らんまん川さんぽ
並木が美しい高瀬川沿いを歩き、街の発展を支えた水運の歴史を紐解く人気ツアー。
川沿いに栄えた先斗町へも足を運び、知られざる物語を体感すれば街の景色が違って見えてくる。
時間:16:30~17:30 ※夏季は休止
料金:無料
定員数:6名まで
※HPより前日22:00までに要予約
[ACTIVITY2]
京町らんまん老舗さんぽ
東海道の終着点・三条大橋から続く三条通には、江戸時代の旅人がお土産として購入した名品を扱う老舗が健在。
風呂敷や匂い袋、扇子などの老舗を巡り、ショッピングが楽しめる。
時間:11:00~12:00
料金:無料
定員数:6名まで
※HPより前日22:00までに要予約
※買い物には別途料金がかかります
おばんざいと地酒に心ゆるむ。
京.居酒家 たんぽぽ[河原町三条]

「家族や大切な友人を案内します」と、ふしっきーさんの隠れ家でもあるおばんざい酒場。村瀬剣史郎さんと女将のナオコさん夫妻が切り盛りし、「県外のお客さんも多いので」と地元食材を使ったおばんざいと常時約10種類揃える地酒で、京都らしいおいしさを伝える。


「真心と愛情」の花言葉を持つ店名のように、夫婦のほっこりしたトークにもファンが多い。予約がベター。

京.居酒家 たんぽぽ[河原町三条]
住所:京都市中京区山崎町245-4
電話:080-5810-0278 17:00〜22:00LO 木曜休
17:00〜22:00LO
木曜休
i@tanpopo_kyoto_official
4つの空間を備える名バー。
雪月花+SALON[富小路三条]

長いアプローチの先に、趣の異なる4つの空間が現れるオーセンティックバー。店長・後藤理恵さんの父が創業し、大正時代築のモダンな元銀行建築を生かして1989年より営業。

1階には茶室をテーマに静寂な時間が流れる「月」、中世イギリスの貴族の邸宅を思わせるシガーバー「サロン」が。和のエッセンスが光る自家製のショコラと共に、喧騒を忘れ非日常に浸りたい。

雪月花+SALON[富小路三条]
住所:京都市中京区三条通富小路西入ル中之町20 SACRAビル1F・B1
電話:075-231-0070
19:00〜翌2:00閉店
無休
kyoto-setsugekka.com
\もっと!/OMOろい京都三条。
古いものこそ新しい老舗の信念に触れる旅。
京都を訪れると、続々と誕生する新スポットについ目を奪われるが、今回の旅では静かに暖簾を守り続ける老舗に魅了された。
ツアーで手に入れた小さな匂い袋は「香りは何よりの記憶」と聞いて名刺入れに潜ませているし、ふろしきも普段の買い物に大活躍。古くからの道具が、むしろ新鮮に感じられるこの頃だ。老舗の店主たちは口を揃えて「この生業しかできませんから」と謙遜するが、「言葉の奥に仕事への誇りと街への愛を感じて胸が熱くなります」とふしっきーさん。
かつて市電の路線計画で埋め立ての危機にあった高瀬川が地元の尽力で美しい景観を保つように、歴史あるものの背景にはたゆまぬ努力がある。そんな当たり前のことに改めて気付かされた旅となった。
ところで、酒飲みなのに終電を気にして夜の京都を遊び切れずにいる筆者。ついに心強い拠点が見つかった。ここぞという時に奮発して、[OMO5京都三条]を拠点に夜の街を味わい尽くしたいともくろんでいる。
暮らしの道具を誠実に紡ぐ。
桔梗利 内藤商店[三条]

三条大橋のたもとで1818年に創業。「いいものを売れば宣伝は不要」と看板を掲げず、職人の手仕事による棕櫚(しゅろ)や藁など天然素材のほうき、たわしなどが並ぶ。

暮らしの大切さを実感できる日用の道具、まずは手や体も洗えるS字型棕櫚たわし1,045円〜を。
桔梗利 内藤商店[三条]
住所:京都市中京区中島町108
電話:075-221-3018
9:30〜19:00閉店
無休
i@naito_syouten_kikyori
京都の粋を香りでまとう。
石黒香舗[柳馬場三条]

香りを楽しむだけでなく、着物や文書を守る防虫香として始まった匂い袋。今や全国唯一の専門店で、持ち運ぶだけでなくインテリアにもなるアイテムが揃う。

好きな巾着と紐、白檀など5種類の香りから選んで作ってもらえるオリジナル匂い袋は、旅のお土産にも。
石黒香舗[柳馬場三条]
住所:京都市中京区三条通柳馬場西入桝屋町72
電話:075-221-1781
10:00〜18:00閉店
水曜休
ishiguro-kouho.com
古くて新しいふろしきの魅力。
むす美 京都店[堺町三条]

美しい日本文化を現代になじむ形で提案。人気の撥水加工の品をはじめ機能性も兼ね備えていて、生地や染色方法、サイズ展開も多彩。

ラインアップは200種類以上もあり、手に取るとより愛おしさが込み上げる。結び方をマスターして、自分だけの使い方を見つけたい。
むす美 京都店[堺町三条]
住所:京都市中京区三条通堺町東入桝屋町67
電話:075-212-7222
11:00〜19:00閉店
無休
kyoto-musubi.com
店主の台所におじゃまする気分で。
かみや[木屋町]

店主・河上雅彦さんは人気居酒屋[きみや]の元名物スタッフ。

季節のおばんざいの他、晩酌から生まれたアテに料理上手な知人宅にいるような気持ちに。にしん茄子550円、蓮根海老真丈挟み焼500円など。カウンター9席。17時台のみInstagramのDMで予約可。
かみや[木屋町]
住所:京都市中京区材木町189-1 2F
電話:なし
17:00〜23:00閉店
日曜休&不定休
i@kamiya_kyoto
[ACTIVITY3]
京町祇園祭ばなし
祇園祭のハイライト「山鉾巡行」が目の前を通過する最高の立地で開く、7月限定の特別講座。
祇園祭をよく知るマイスターの解説と共に、お稚児さん経験者の秘話も語ってもらえる。
開催期間:7月1日〜31日
時間:16:00~17:00 料金:無料
定員数:なし 予約:不要
※元お稚児さんの登壇は不定期
[ACTIVITY4]
三条寺町朝まいり
夏の京都は猛暑と混雑を避けた早起きが大正解。織田信長が最後を迎えた本能寺で行う読経体験で心を清めた後は、
限定御朱印を授かろう。京都[村山造酢]の千鳥酢のドリンク付き。
開催期間:開催中〜9月18日
時間:5:50~1時間程度 料金:無料
定員数:10名まで
※HPより前日17:00までに要予約

取材・文/川嶋亜樹 写真/山元裕人
提供:OMO5京都三条 by 星野リゾート
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