人生に変革や改革をもたらす天王星がおうし座を通過中。新しいことを始めたい意欲は引き続き強く、大きい。本来、大地や地球のエネルギーを象徴するこの星座生まれだから、都会に長くいた人は自然と関わりの深い環境や仕事に興味を持つし、郊外で第一次産業に関わりの深かった人は都会での活動への関心が強くなる。しかし日本もまた世界の経済や政治と無縁ではいられず、ひらめきやアイデアを即行動に移せる環境に今はまだない。いつかやって来るチャンスに備え、当面はこれから先の計画作りと、よいアイデアがひらめいたら忘れてしまう前にメモし、記録しておく習慣を身につけておいては。

今まで時間をかけて準備してきたことがいよいよ実りを迎え、かたちになる。回り道の過程も含めて、身につけた経験やキャリアを信頼し、これから先の人生にどう活用するかを考えて行きたい。どちらかと言えば若い世代より、それなりの年代以降に活躍のとき。転職、独立、移住など、環境の変化を伴う決断にも最適だが、その日の気分や雰囲気だけでなく、それなりの時間をかけて準備し、シュミレーションを重ねて来た分野ほど、成功の確率も高くなる。情報収集とその処理に特異な才能を持つこの星座生まれのセンスが発揮されるのはいよいよこれから。

２０２３年３月から土星の影響下を通過中。運勢のサイクルは長く、緩やか。人間関係や環境には必ずしも満足できるものではないところも色々あるけれど、人との関わりが人生に占めるウエイトにより、許容範囲か、耐えられないものかが分かれる。これは個人的な運勢で、環境を変えればプレッシャーやストレスから解放されるという訳ではないので、動き出すことを焦らない方が今はよさそう。年明けからあなたの立場の理解者や協力者、もしものときに頼りになる相談相手が現れ、ひと息つける見通し。

組織やグループの一員としての活動で、最大の効果や成果が発揮できる。家族単位から大企業での活動まで、積極的に参加をおすすめ。この時期のテーマは率先して行動するよりむしろ、全体のバランスを見渡せる位置で、まとめ役や調整役に回ることにある。自分でやるよりやってもらう、信頼して任せるという気持ちがよりよい結果や方向に動く時期でもある。軌道修正やダメ出しもあなたの役割。ほめて、おだてて、気持ちよく動いてもらう方法を考えることで、組織やグループ全体が大きな成果を挙げれば、あなたへの評価や信頼も一段と大きなものとなるはず。

人生に重圧と停滞をもたらす土星の影響下を通過中。努力の結果がすぐには見えず、頑張っていることに手ごたえが感じられない、やや重い時期だが、逆に言えば運勢は安定。いつもと違うことをしなければ、格別幸せなこともない代わりに、ある日突然の不幸もない。一度に難しいことは少しずつ、今日中にできないことはまた明日、続けていけば少しずつ完成に近づける。心と体の運動不足にだけは気をつけて、定期健康診断を欠かさないことで乗り切りたい、刺激には欠けるけれど平和な日常の持続を何より大切にすることが目標となる時期。

５月２７日から人生に拡大と発展をもたらす木星の影響化に入った。本来ならばすべてに前向き、意欲的に挑戦が可能な運勢のはずだが、２０２３年７月から環境や人間関係を司るルナノードが緊張と対立の位置に入ったまま、活動状態を迎えることになる。この影響が終了するのは２０２５年１月。まだまだ気は許せない。人との関わり方に気を使うより、自分のペースで活動できる環境にいる人は、納得できる作品や成果が得られる時期だけれど、本来の能力や才能を発揮し、それを周囲に受け入れてもらうためには、日常的な気配りとコミュニケーションの努力が必要であることをお忘れなく。

何かを始めたい、変化を求める気持ちが強くなる。興味のあるテーマが次々に現れ、感性が刺激されることの多い時期と言えるが、運勢的には停滞期。心の中であれこれ想像し、夢や希望を広げるには楽しいけれど、実際の行動に移すとなると要注意。動き出すことで予期せぬ妨害やトラブルに出会い、自ら波乱に巻き込まれに行かないとも限らない。冒険は想像の世界だけに留め、日常的には現状維持を何より大切に、平和で平凡な毎日を積み重ねて行く努力をおすすめしたい。行動のきっかけは自分で準備するのではなく、２０２５年１月に人間関係が大きく動き出す時期に、周囲や環境の変化からもたらされるはず。もう少し待ちたい。

人との関わりにより浮きも沈みもする時期。安定した収入が保証されている企業や環境にある人は、多少の不本意やストレスがあっても、ためらわず現状維持を選択するべき。運命通りというか、不運にも失業したり、仕事がなくなってしまった人は、試練の時期が終了する２０２５年６月までは無理せず、活用できる制度や保証を利用し、とりあえず無事にこの時期を乗り切って行くことを目標にしては。それでも頑張りたい人は、この時期勉強するのに最適。資格・技術の取得から趣味の範囲まで、分野は問わない。

人間関係や環境、つまり社会的な立場や役割が本音や本心に優先する。多かれ少なかれ、社会人になれば自然に妥協や折り合いの余地を見つけて行くものだけれど、その落差が特に強く感じられがち。自分のことだけでなく、誰かのために働き、頑張らなければならない環境にある人はこの落差に耐えて行けるけれど、そうでなければある日突然環境を変えたい、遠くに行きたい気持ちになることも。環境や人間関係のプレッシャーは２０２５年１月に好転。思い切って動き出すべきかどうかは、それから後に考えても遅くはないかも。

２０２０年以来、４年ぶりの活動期。しかし以前がコロナ禍とぶつかり、運勢以前に自由に活動することが社会的に制約されるという大変な時期だったので、実質２０１６年以来ということになる。時代を先取りし、人の思いつかない知恵とアイデアで周囲をリードするこの星座生まれの個性と才能が発揮できる環境や職場、特にクリエイティブな分野にいる人は活躍のチャンス。しかし時代の低迷や不況の影響をストレートに受けるのもこの星座。語学や専門的知識に自信があれば、日本に限定せず海外に活路を求めるのもひとつの選択だが、単独でベンチャーや海外企業との取引に挑戦するなら、まず基本的な法律の把握が成功のポイント。

何かと出費の増える時期。本業以外にも趣味や楽しみが広がる場合もあれば、将来に向けての投資を意識しての結果である場合も。出費が多くなるということは、それなりの収入があるのが前提なので、基本余裕が持てる時期と言えないこともない。しかし心の中ではどこかに不安を抱えて過ごすことになりがち。原因がはっきりわかる場合は、来年２０２５年１月から強力な人間関係や相談相手が現れるはずなので、それまでの辛抱。原因不明の欲求不満の方が事態は深刻。金銭や買い物、浪費で紛らわせる傾向には警戒が必要。