占い

カメリア・マキの魔女占い

Profile

カメリア・マキ・ダークムーン

『SAVVY』誌では創刊時よりホロスコープを担当。アメリカで魔女学を修め、当時の全米魔女協会より魔女名・Darkmoonを受けた日本人初の魔女。池袋コミュニティカレッジで魔女学の講師を務めた後、現在北海道でカルチャースクール講師、弟子の養成にあたる。著書に『魔女のメッセージ』などがある。

魔女の近況2021.1.12 Update

雪道の惨劇、再び…。年末年始から急にマイナス20度近くまで下がる気候が続き、翌日はひと晩で50センチ近く積もる雪。除雪車はせっせと来てくれるけれど、かくのは車が通る道の真ん中だけで、かき分けた雪は道の両側(つまり玄関と庭の前)に積まれたまま。極寒の夜、雪は氷の塊になり、その上にどっと雪が積もり、一見平面になるという恐ろしい状態。間もなく荷物が届く時間と、窓の外を気にしていたら、宅配の大きなトラックが到着。玄関を開けた途端、「何となく傾いて止まった?」 前にも行けず、バックもできず、タイヤは空しく空転するばかり。そう、雪の固まりに乗り上げ、積もったばかりの柔らかい雪にタイヤがはまった。雪かきスコップを片手に飛び出し、とりあえずタイヤの前を掘る。そこにタイヤがかかる足止め(ヘルパーと言うと後に知った)をかませ、再び前進。だめか。ならば今度はタイヤの後ろを掘って再び挑戦。応援の向かいのご主人と一緒にあれこれ頑張ってみるけれど、どうにもならず。この巨大なトラックでは、前回のように乗用車で引っ張るのも無理だろう。ドライバーさん、本社に応援を求めたらしく、やおらやって来る軽自動車。「え、これで大丈夫?」と思ったけれど、降りてきたのはさっそうとした女性。後ろのトランクを跳ね上げた所をちらりと見たけれど、毛布にバッテリー、薬品やカイロがつまった箱が乗っていて、ああ、これが雪の北海道で遭難したときの万一の装備なんだと納得。現場を一瞥し、写真を何枚か撮った後、「レッカー要請」とどこかに電話。「え、じゃないの?」と思ったけれど、雪のトラブルのプロは現場をひと目見ただけで、何が必要か、どうするべきなのかが判断できるみたい。午後5時近く、この地では陽が完全に落ちて夜になったころ、レッカー車の先発隊のワンボックスカーがやってきた。タイヤが陥没しているところを前と後ろからヘッドライトで照らす様子はいかにもすごい「事故現場」。どうなるのかとおろおろしていたら、やっと来たレッカー車。前輪の間あたりに何やら引っ掛け、せーのと言う声もなく、静かにするすると引っ張り出した。あまりの簡単さに見ている方が呆然としたくらい。うちに来てくれた宅配の車だから、何かあったらどうしようと責任を感じてしまったけれど、とりあえず無事に引き上げられ、自力で走行して帰れるようでよかった。翌日、昨日の女性が(たぶん危機管理担当だったのかも)挨拶にいらっしゃったのにまたびっくり。雪国は万一の場合、無条件で助け合うのが当然と見聞きしていたから、かえって恐縮してしまった。とりあえず、豪雪と極寒のなかは危険がいっぱい。お疲れさまでした。

あなたにオススメあなたにオススメ

人気記事ランキング人気記事ランキング

写真ランキング

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

人気記事ランキング人気記事ランキング

コラム

ピックアップ

写真ランキング

エルマガジン社の本