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カメリア・マキの魔女占い

Profile

カメリア・マキ・ダークムーン

『SAVVY』誌では創刊時よりホロスコープを担当。アメリカで魔女学を修め、当時の全米魔女協会より魔女名・Darkmoonを受けた日本人初の魔女。池袋コミュニティカレッジで魔女学の講師を務めた後、現在北海道でカルチャースクール講師、弟子の養成にあたる。著書に『魔女のメッセージ』などがある。

魔女の近況2025.7.15 Update

本州は大雨、北海道は台風。

 

私の居るところは全国でも比較的災害が少ないと言われる地域ですが、

 

昨夜からは雨も降らず、翌朝になってから少し風が出て来たくらい。

 

でも、台風以上に連日報道されているのは、ヒグマとの遭遇やその被害。

 

行政を批判する言葉に『人が死なないと動かないのか!』というのがあるけれど、

 

学校や施設、スーパーがある市街地で何日も前から目撃情報が寄せられていたのに、

 

的確な対応がなされず、朝早くから仕事していた人が襲われ、

 

命を落とすという最悪の事態が起こってしまいました。

 

現在は24時間体制で警察のパトロールが行われてはいるらしいけれど、

 

北海道の2メートルクラスのヒグマが本気で襲ってきたら、

 

パトカーくらいは簡単に破壊されるのではないかと言われるくらい。

 

車で戦うなら装甲車か戦車が必要らしい。

 

以前、私が住んでいた街でも市街地に近い川で熊が目撃され、

 

市民の散歩道だった河川の遊歩道は非常線が張られ立ち入り禁止となり、

 

陽が落ちると外出する人もなくなり、全く無人の繁華街が、SF映画のセットのように

 

シュールな風景に見えたのを思い出します。

 

緑が多く、星が美しい、自然に近いところに住むというのは、

 

こんなリスクがあるのだとそのとき初めて知りました。

 

でも、市街地にまで熊が出没し、人と不幸な接触の機会が増えたのは、

 

それまで個体数の調整のため、定期的に行われていた行政による駆除がなくなり、

 

熊の数が無制限に増加したことにもあると言われていますが、

 

過去の熊と人間の接触による事故の件数を、約百年前から手に入る限りのデータを集め、

 

調べ、分析してみると、西洋占星術では明らかに『危険な時期』を予測できる星の配置があります。

 

そして2025年6月11日以降は、そのサイクルに入っています。

 

人間の生活圏を狩りの場と認識し、人を獲物として襲うことを学んでしまった野生の生き物は、

 

残念ながら駆除するしかないと、北の大地に住むようになってから理解しました。

 

一日も早くこの地に平和が戻ることを願いつつ、

 

犠牲になられた被害者のご冥福をお祈りいたします。

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