「めっちゃ涼しい」ミストに打ち水、びしょ濡れも…USJ流の熱中症対策、小学生100人が体験

6時間前

「クール・スプラッシュ・タイム ~25周年バージョン~」でびしょ濡れになった小学生たち(7月14日/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

(写真12枚)

「めっちゃ涼しい」「20度も違う!」──。梅雨明け以降、連日猛暑が続くなか、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪市此花区)では7月14日、地元の小学6年生約100人を招いた熱中症対策セミナーを開催。子どもたちはミストや大量の水を使ったパークならではのプログラムで、楽しみながら暑さ対策を学んだ。

「熱中症ゼロ」を目指し、さまざまな取り組みを進める「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」。ゲスト向けには休憩所「クールダウン・ステーション」や大量の水が降り注ぐプログラムを展開するほか、クルー向けにもドリンク配布や休憩スポットを設置するなど、さまざまな熱中症対策に取り組んでいる。

■ ミストや大量の水で「気化熱」を体感

昨年6月にもゲスト向けに熱中症予防セミナーを実施。2回目の開催となる今年は、パークがある此花区の小学6年生約100人が、課外授業として「熱中症予防セミナー&体感ラボ」に参加した。

セミナーのスタートは綾小路麗華やエルモ、クッキーモンスターが登場し、会場を盛り上げた(7月14日/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
セミナーのスタートは綾小路麗華やエルモ、クッキーモンスターが登場し、会場を盛り上げた(7月14日/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

セミナーは、一般財団法人「日本気象協会」の気象予報士・久保智子さんによる講義からスタート。児童たちは、熱中症の基本知識をはじめ、暑さ対策に効果的な気化熱の仕組みなどについて学んだ。

「クール・グリーン・ストリート」は足元からミストが噴射(7月14日/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
「クール・グリーン・ストリート」は足元からミストが噴射(7月14日/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

講義の後には、パーク内で夏を快適に過ごすために活用されている打ち水やミストによる気化熱の効果を調べるため、『クール・グリーン・ストリート』へ。今年からミストも設置され、児童たちはミストのある場所とない場所の温度を測り、その違いから気化熱の効果を学んだ。

「クール・グリーン・ストリート」のミスト付近の地面の温度を測定。ミストがないところと約20度も温度が低いことが判明(7月14日/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
「クール・グリーン・ストリート」のミスト付近の地面の温度を測定。ミストがないところと約20度も温度が低いことが判明(7月14日/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

その後、「グラマシーパーク」へ移動し、大量の水でびしょ濡れになれる『クール・スプラッシュ・タイム ~25周年バージョン~』で気化熱を体験。実際に水を浴びることで、水が蒸発する際に体の熱が奪われ、涼しく感じられることを体感した児童たちは、「めっちゃ涼しい」「水浴びる前と後では20度も違う!」などの声を上げながら、笑顔ではしゃいでいた。

水に濡れる前の乾いた服の温度を測定する様子(7月14日/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
水に濡れる前の乾いた服の温度を測定する様子(7月14日/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

■ 夏休みの自由研究などにも活用可

セミナーで講師を務めた気象予報士の久保智子さんは、「子どもたちにも熱中症を自分ごととして、より認識してもらえたのではないかと思います。ワークシートは夏休みの課題にもなるので、ぜひ活用してほしいです。今回のセミナーが、おじいちゃんやおばあちゃんなど、周りの方に伝えることにもつながると思います」と話し、子どもたちが熱中症について知ることの大切さを語った。

今回のセミナーに参加した大阪市此花区の小学6年生 約100名(7月14日/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
今回のセミナーに参加した大阪市此花区の小学6年生 約100名(7月14日/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

今回のセミナーで使用された日本気象協会が監修した「体感ラボ・ワークシート」は、同パークの公式HPにて公開されており、夏休みの自由研究などにも活用できる。

取材・文・写真/野村真帆

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