赤穂の人気リノベカフェが、レトロな「バーバー」で新展開

左が「ノンキピクニック」、正面にある1601年創業の「奥藤酒造」など歴史あるお店が多い
明治時代まで赤穂の塩の運搬道として栄えた、カフェやスイーツ店が集まる石畳の通り「坂越大道」で、元理容店の建物をリノベーション。サンドイッチやおにぎりのテイクアウト店「ノンキピクニック」が7月18日にオープンする。
同店を手がけたのは人気古民家カフェ「暖木(のんき)」、雑貨店「紡木(つむぎ)」の店主。通りには風格ある邸宅や商家跡が多数残っており、「暖木」は大正時代の元下駄屋、「紡木」は昭和初期の住宅だった建物を、家具職人である店主の橋本正人さんが先導してセルフリノベーションしてきた。
長年コレクションしてきた年代物の家具や建具、照明を配して仕上げるノスタルジックな空間には、遠方からも多くのファンが訪れるほど人気に。
今回、手がけた「ノンキピクニック」は通りの一番海際、理容師のおばあちゃんが2年前まで理容店を営んでいたという大正時代の建物を改装。「BARBER」の文字、全面ガラス張りの間口など地元になじんだ外観を大切に守りながら、1年以上かけて手を入れた。
「海の近くでお店を開くのが念願だった」と言う奥さまの橋本愛(めぐみ)さんは、「ロケーションに合わせてまず店名を『ピクニック』と決め、改装中はタルトやケーキのカフェを考えていましたが、今回のコロナ禍で『何か違う』と思い直して。しっかりしたフードを持ち帰ることができて、気持ちの良い海辺などで食べるのが今の気分に合うと思いました」と直前の路線変更を明かしてくれた。
フードの主役は愛さんの実家で育てるお米。赤穂の塩で結ぶおにぎり(160円)、坂越の卵のだし巻きサンド(380円)、自家米を斜向かいの蔵元「奥藤酒造」で醸してもらった糀のスムージー(750円)など。
バスケットやクーラーバッグなどセンス抜群の「ピクニック盛り上げアイテム」も販売するので、徒歩すぐにある海辺でゆっくり楽しめそうだ。兵庫県赤穂のJR坂越(さこし)駅から徒歩20分。営業は土日祝の11時〜17時。
「nonki picnic(ノンキ ピクニック)」
住所:兵庫県赤穂市坂越2190
営業:土・日曜・祝日の11:00~17:00
電話:0791-25-4622(暖木)
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