大阪・万博公園で冬の花火ショー、1万5000発に歓声あがる

2022.11.26 21:40

『万博夜空がアートになる日』で打ち上げられた花火(26日・吹田市)

(写真12枚)

「万博記念公園」(大阪府吹田市)の東の広場で11月26日、花火とアート、音楽が融合したショー『万博夜空がアートになる日』が開催。1万5000発の花火が打ち上げられ、集まった約3万人の観客を魅了した。

同イベントは「コロナ禍による長期の自粛で塞ぎがちになった心を大空を見上げて解放し、明日への活力に繋げてほしい」という願いから企画され、今回が初開催。

大阪・葛城煙火や滋賀・柿木花火など、関西が誇る花火師たちがこのイベントのために集結。100分の1秒までコントロールされる打上技法により、音楽と花火がシンクロするショーを演出した。

『万博夜空がアートになる日』の会場となった「万博記念公園」の東の広場(26日・吹田市)

オープニングでは、芸人イチの花火好きとして知られ、同イベントの応援アンバサダーを務める笑い飯の哲夫が「菊」と「牡丹」の違いなど花火の種類を解説。その後、医療従事者への感謝の意を込め、ブルーの花火が夜空を染めて開幕した。

DREAMS COME TRUEの『大阪LOVER』や、EXPO’70にちなんでその頃にヒットしたジャクソン5の『I Want You Back』、大阪出身アーティストとして大塚愛の『プラネタリウム』など、さまざまな楽曲に合わせて花火が打ち上げられ、タイミングが合うたびに「おお〜」と歓声があがった。

後半は『恋人たちのクリスマス』『白い恋人達』など冬の名曲にあわせて、ツリーをイメージした赤や緑の花火があがるなど怒涛のクリスマスメドレーが繰り広げられ、60分間で約1万5000発(小さなものも含めると5万発だそう)、至近距離で大迫力の花火ショーとなった。

『万博夜空がアートになる日』で花火を撮影する人々(26日・吹田市)

来場していた観客たちは、帰りの道を歩きながら「音楽とぴったり合ってて感動した」「また来年も開催されたら来たい」「クリスマスと花火の組み合わせが新しくて良かった」など話していた。

万博花火プロジェクト実行委員会は、「2022年より未来へつなぐこの花火ミュージカルは、『大阪エリアのレガシー』として、地域の発展をもたらすことを目指します」とコメントしている。

『万博夜空がアートになる日』

日時:2022年11月26日(土)・18:30〜
会場:万博記念公園 東の広場(大阪府吹田市千里万博公園)

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