魅惑の信州旅 FDAで行く松本・塩尻・安曇野・大町 [PR]

2022.3.16 09:00

安曇野市役所パノラマデッキからは北アルプスが一望できる(提供)

(写真43枚)

安曇野市

今年が穂高神社の式年遷宮に当たる安曇野市。見どころはもちろん、他にもたくさんあります。

◇安曇野市天蚕センター

家蚕と生態が異なる日本原産の野蚕、つまり天蚕の歴史や文化を学ぶことができるのが安曇野市天蚕センターです。天蚕糸は、白い絹糸(家蚕系)と比べると艶のある優美な光沢と強伸力が特長で、「繊維のダイヤモンド」とも称され、最高級織物原料として珍重されています。特にここで作られる「穂高天蚕糸」は、織物産地から格別の評価を得ているほど質が高いことで知られています。

薄く緑がかった色が特長の天蚕糸=長野県安曇野市、安曇野市天蚕センター

センターでは古くから受け継がれてきた機具や資料の展示、ビデオ上映などを通じて、天蚕の知られざる魅力に触れることができます。天蚕糸を使った幾何学模様のアート作りを体験できる「天蚕DE糸かけアート」などのワークショップも頻繁に実施。スタッフが丁寧に指導してくれるので、初心者でも安心して楽しめます。

天蚕糸かけアートに挑戦中の記者。作業が細かい!=安曇野市天蚕センター

https://azumino-tensan.jp/center/center.html

◇穂高人形ものがたり

2016年の穂高神社式年遷宮で披露された穂高人形(提供)

最初に紹介した穂高神社式年遷宮の一番の見どころは、地元の人たちが作る大規模、大迫力の時代絵巻「穂高人形ものがたり」。今にも動き出しそうな人形や動物、時代考証に裏づけられた人物飾りは圧巻の一語で、「穂高の遷宮といえば飾物」と言われるほどの人気を博しています。

地元で脈々と継承されている穂高人形(提供)

今年も氏子や住民らが参加する「一真会」「穂高睦友社」「七星会」「穂高健壮団」という4つの団体が、関ヶ原の戦いや本能寺の変など5場面を制作中。期間中は、境内を囲む森を背景に、きらびやかな大作を展示する予定です。

http://www.hotakajinja.com/sikinengosengu/

次は・・・目の前に北アルプスの大パノラマ!大町市

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本