「本能寺の変」跡地は、京都の住宅街…【豊臣兄弟!】で参拝者増、本能寺が語る“大河ドラマ”効果

17時間前

阪急京都線「烏丸駅」から徒歩10分ほどの住宅街にある「本能寺跡」の石碑(京都市中京区)(6月19日/Lmaga.jp撮影)

(写真15枚)

大河ドラマ『豊臣兄弟!』では、7月12日放送の第27回で「本能寺の変」を迎える。家臣・明智光秀から謀反に遭い、炎に包まれながら織田信長が自害した「本能寺」跡地は、現在、京都の住宅街のなかにある。


■ 織田信長が過ごした「本能寺」は住宅街に…

「本能寺跡」の石碑(京都市中京区)は、老人ホームの敷地内にある(6月19日/Lmaga.jp撮影)
「本能寺跡」の石碑(京都市中京区)は、老人ホームの敷地内にある(6月19日/Lmaga.jp撮影)

阪急京都線「烏丸駅」から徒歩約10分。閑静な住宅街に「本能寺の変」跡地はある。現在は、老人ホームが建つ敷地内に、「本能寺跡」と書かれた石碑が2カ所あり、石碑の北側に、信長が過ごした「本能寺」があったと言われている。

阪急京都線「烏丸駅」から徒歩10分ほどの住宅街にある、もう1カ所の「本能寺跡」の石碑(京都市中京区)(6月19日/Lmaga.jp撮影)
阪急京都線「烏丸駅」から徒歩10分ほどの住宅街にある、もう1カ所の「本能寺跡」の石碑(京都市中京区)(6月19日/Lmaga.jp撮影)

1582年の「本能寺の変」で焼失。その後、豊臣秀吉の命令によって、現在「本能寺」がある「京都市役所」向かいに移転した。

■ 移転→現在の「本能寺」は、都会のビル群に

現在の「本能寺」(京都市中京区)は、京都市営地下鉄「京都市役所前駅」すぐのビルの狭間にある(6月19日/Lmaga.jp撮影)
現在の「本能寺」(京都市中京区)は、京都市営地下鉄「京都市役所前駅」すぐのビルの狭間にある(6月19日/Lmaga.jp撮影)

京都市営地下鉄「京都市役所前駅」を降りると、ビルの狭間から、現在の「本能寺」(京都市中京区)が見える。境内には、信長のお墓や、信長ゆかりの品々を収めた「大寶殿宝物館」がある。

現在の「本能寺」(京都市中京区)。総門は「寺町専門店会商店街」のアーケードの中にある(6月19日/Lmaga.jp撮影)
現在の「本能寺」(京都市中京区)。総門は「寺町専門店会商店街」のアーケードの中にある(6月19日/Lmaga.jp撮影)

なかには、信長が「本能寺の変」で最後まで振るったと言われる刀「実休光忠」(復元)や、「本能寺の変」の前夜に異変を知らせた伝説を持つ香炉「三足の蛙」も展示されている(入館料700円)。

「本能寺 大寶殿」(京都市中京区)で展示されている唐銅香炉「三足の蛙」。明智光秀の軍勢が本能寺を包囲した時、この「三足の蛙」が突然鳴き出して異変を知らせたと言われている(6月19日/Lmaga.jp撮影)
「本能寺 大寶殿」(京都市中京区)で展示されている唐銅香炉「三足の蛙」。明智光秀の軍勢が本能寺を包囲した時、この「三足の蛙」が突然鳴き出して異変を知らせたと言われている(6月19日/Lmaga.jp撮影)

■ 本能寺で“禁断の質問”!?明智光秀って…

「本能寺」の山本恵隆さんに、大河ドラマ『豊臣兄弟!』の反響を訊いた。

「本能寺」広報担当・山本恵隆さん(6月19日/Lmaga.jp撮影)
「本能寺」広報担当・山本恵隆さん(6月19日/Lmaga.jp撮影)

──大河ドラマ『豊臣兄弟!』の放送が始まって、反響はいかがですか?

『豊臣兄弟!』は、毎週ちゃんと見ています。今年は、お正月から参拝者が多い気がしますね。大河ドラマで戦国時代が取り上げられると、1年間を通してたくさんの方に来ていただけます。2025年は『大阪・関西万博』に日本人観光客が流れてしまい、少し寂しかったんですけど、今年は日本人観光客もたくさん来てくださってありがたいです。

「本能寺」(京都市中京区)の本堂(6月19日/Lmaga.jp撮影)
「本能寺」(京都市中京区)の本堂(6月19日/Lmaga.jp撮影)

──間もなく「本能寺の変」が放送されますが・・・

『豊臣兄弟!』前半の“クライマックス”なので、楽しみにしています。小栗旬さんが演じる“信長さん”、かっこいいですよね。今年は、要潤さんが演じる明智光秀が、すごくいいですね。野心家だったわけでもない不器用な男が、「比叡山焼き討ち」とか、立場上仕方なくやるところに、説得力があるなと思います。

「本能寺」(京都市中京区)の境内にある、織田信長のお墓(6月19日/Lmaga.jp撮影)
「本能寺」(京都市中京区)の境内にある、織田信長のお墓(6月19日/Lmaga.jp撮影)

あと、宮澤エマさんが演じる、秀吉の姉・とももいいですよね。息子・秀次(万丸)が城主となった「八幡山城」(滋賀県近江八幡市)のふもとに、ともが作った「瑞龍寺」というお寺があり、先日行ってきました。

バウムクーヘンの「たねや」がやっている「ラ コリーナ近江八幡」とも近いので、是非合わせて行っていただきたいです。

現在の「本能寺」(京都市中京区)。総門は「寺町専門店会商店街」のアーケードの中にある(6月19日/Lmaga.jp撮影)
現在の「本能寺」(京都市中京区)。総門は「寺町専門店会商店街」のアーケードの中にある(6月19日/Lmaga.jp撮影)

──歴代で、好きな大河ドラマはありますか?

僕は『利家とまつ 〜加賀百万石物語〜』(2002年)が好きでね。キャストが豪華で、まつは松嶋菜々子さん、織田信長は反町隆史さんが演じられています。反町さんの織田信長が、これまでで一番お気に入りです。

■ 織田&明智が隣で…「御朱印帳」が人気

「本能寺」(京都市中京区)で販売されている「御朱印帳」(2300円)。写真右は織田信長の家紋がデザインされているが、写真左は宿敵・明智光秀の桔梗紋がデザインされている(6月19日/Lmaga.jp撮影)
「本能寺」(京都市中京区)で販売されている「御朱印帳」(2300円)。写真右は織田信長の家紋がデザインされているが、写真左は宿敵・明智光秀の桔梗紋がデザインされている(6月19日/Lmaga.jp撮影)

また、社務所では、お守りや御朱印帳などのグッズも販売されている(公式オンラインストアでも販売)。人気があるのは、御朱印帳だという。織田家の家紋「織田木瓜」がデザインされたものの隣には、宿敵・明智光秀の家紋「桔梗紋」がデザインされたものが並んでいる(各2300円)。

「本能寺」(京都市中京区)で販売されている「お守り」(500円)。写真右は織田信長の家紋がデザインされ、勝負運にご利益があり、写真右は香炉「三足の蛙」がデザインされ、交通安全のほか金運にもご利益がある(6月19日/Lmaga.jp撮影)
「本能寺」(京都市中京区)で販売されている「お守り」(500円)。写真右は織田信長の家紋がデザインされ、勝負運にご利益があり、写真右は香炉「三足の蛙」がデザインされ、交通安全のほか金運にもご利益がある(6月19日/Lmaga.jp撮影)

そのほか、お守りも種類豊富。勝負運に御利益がある「織田木瓜」や、交通安全の「三足の蛙」(各500円)、さらにオーロラに輝く現代風デザインの「御首題お守り」(1500円)まで、ラインナップする。

「本能寺」(京都市中京区)で販売されている「御首題お守り」(1500円)(6月19日/Lmaga.jp撮影)
「本能寺」(京都市中京区)で販売されている「御首題お守り」(1500円)(6月19日/Lmaga.jp撮影)

「本能寺」は、京都市営地下鉄「京都市役所前駅」から徒歩すぐ。参拝時間は6時〜17時。料金は無料(大寶殿宝物館のみ700円)。また、「本能寺跡」の石碑は、京都市中京区元本能寺南町346付近にある。

取材・文・写真/Lmaga.jp編集部


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