あの老舗ホテルにそっくり…兵庫・宝塚の“豪華”スーパーで、売っている商品は?

5時間前

2棟からなるタワーマンション「ジオタワー宝塚 グランレジス」の足元にはスーパーマーケット「阪急オアシス宝塚南口店」が(阪急・宝塚南口駅前)

(写真26枚)

阪急・宝塚南口駅を出ると、飛び込んでくるのは「お城」のような建物。

この地は、2020年に閉鎖し、現在は宝塚大劇場の西側に移転開業している「宝塚ホテル」の跡地。高級感ただようその建築物は、旧宝塚ホテルを彷彿とさせるデザインだ。

阪急・宝塚南口駅前にあるジオタワー宝塚グランレジスの商業棟外観(兵庫県宝塚市)
阪急・宝塚南口駅前にあるジオタワー宝塚グランレジスの商業棟外観(兵庫県宝塚市)
旧宝塚ホテル開業時の外観(提供:阪急阪神ホテルズ)
旧宝塚ホテル開業時の外観(提供:阪急阪神ホテルズ)

中には何があるのかと調べてみると、1階には、なんとスーパーマーケット「阪急オアシス宝塚南口店」(兵庫県宝塚市)が。もしかすると、庶民には手の届かない高級食材だらけなのでは?!

どんな商品が売っているのか、40代主婦目線でリサーチ。「阪急オアシス」(運営:関西フードマーケット)の店長 豊嶋さんにも話を伺った。

■ 高いのか? 豪華に見えるスーパーを調査

「関西フードマーケット」(本社:大阪市北区)が運営する、関西ではおなじみのスーパー「阪急オアシス」。筆者の感覚では、ほかのスーパーの価格帯と比較すると、通常〜やや高い印象だ。宝塚南口店の価格帯はいかに。

近畿エリアの野菜が並ぶ「おひさん市」コーナーを覗いてみると、まるまると太った大根が1本171円、レタスが139円(ともに宝塚市産)、徳島産トマト1袋が322円で販売されており、想像よりも高価ではない印象(しかも、どれも新鮮!)。

「おひさん市」には、まるまると太った大根が1本171円で販売されていた(阪急オアシス宝塚南口店にて)
「おひさん市」には、まるまると太った大根が1本171円で販売されていた(阪急オアシス宝塚南口店にて)

精肉コーナーに移ると、国産若どりの手羽もと86円/100g、国産豚肉のこまぎれ172円/100gで販売されており、筆者でも手の届くものも多かった。

また、100円未満のドリンクやアイスもあり、休憩がてらフラッと立ち寄るのにも使えそうだ。

一方で、2500円/100gのシャトーブリアンや高級シャンパーニュ「モエ・エ・シャンドン 」など高級ラインも揃うほか、ご当地ものの醤油やソース、ポン酢を扱う一角もあり、まるで高級食材セレクトショップのような一面も。

「みゆき牧場」のシャトーブリアンは100gあたり2500円(阪急オアシス宝塚南口店にて)
「みゆき牧場」のシャトーブリアンは100gあたり2500円(阪急オアシス宝塚南口店にて)
ヘルメスソースなど、ご当地ソースも並ぶ(阪急オアシス宝塚南口店にて)
ご当地のソースも並ぶ(阪急オアシス宝塚南口店にて)

店長の豊嶋さんに話を伺うと「高いイメージがあるかもしれませんが、実際に買物されると、そのイメージほど高くないものもあるんだなと思うお客さまも多い」とのこと。

なかには、「お買い得商品とその他のものを、メリハリをつけて買い分けるお買い物上手なお客さまもいる」そうで、普段使いと特別の日の両面で利用でき、使い勝手がいいという声も寄せられるそうだ。

「宝塚ホテルのイメージはもとより、上質な環境は大切にしていますね。しかし、商品においては、いろんな幅のものを揃えています」と微笑む。

実際に、近所に住む60代の女性に話を伺った。お気に入りの豚肉を買いに来たそうで「旧宝塚ホテルには、家族との思い出が沢山あります。今は、それを思い出しながら、新しい空間のなかで、気分よく買い物させてもらっています」。

■ 地域の利用者がメイン「上質なものを好まれるお客さまが多いと感じます」

さらに、宝塚南口店ならではの話を、豊嶋店長に訊いてみると・・・

──建物の高級感がすごいですね!

ありがとうございます。こちらは以前この地にあった、旧宝塚ホテルを継承した外観となっています。当スーパーが入居する宝塚グランレジス敷地内には、かつてホテルで使用されていた噴水やチャペルのベル、ステンドグラス、照明なども点在しています。

旧宝塚ホテルのレストラン「ビアケラー」に飾られていたステンドグラスと店名サイン(兵庫県宝塚市・ジオタワー宝塚グランレジスにて)
旧宝塚ホテルのレストラン「ビアケラー」に飾られていたステンドグラスと店名サイン(兵庫県宝塚市・ジオタワー宝塚グランレジスにて)
旧宝塚ホテルの吹き抜けホールのステンドグラスと階段手すり(兵庫県宝塚市・ジオタワー宝塚グランレジスにて)
旧宝塚ホテルの吹き抜けホールのステンドグラスと階段手すり(兵庫県宝塚市・ジオタワー宝塚グランレジスにて)

──この迫力ある外観については、利用者からの反響も大きかったのでは。

はい。お客さまからは「ランドマークだった旧宝塚ホテルの思い出の品々が沢山残っていて、お買い物に来るのが楽しくなる」といった声や「夜のライトアップが綺麗で、駅前の雰囲気が良くなった」とご好評をいただき、嬉しく思っています。写真撮影を楽しんでいる方も多く見られますよ。

──この辺りは、上品で閑静なイメージがあります。どのような方がメインで利用されますか。

タワーマンションにお住いの方や地域の方々です。30代~50代のファミリー層からシニア層まで、幅広い年齢層の方が来店されます。

──スーパーでは、どんな商品が人気なのでしょうか?

売れ筋は、季節果実や地場野菜、指定牧場「みゆき牧場」の黒毛和牛ですね。生産者限定の地場野菜などは、固定のファンがついている人気の生産者さんもいます。また、兵庫県漁連の直送鮮魚も定期的に販売していて好評です。

指定牧場「みゆき牧場」の黒毛和牛がずらり。100gあたり2500円のシャトーブリアンも(阪急オアシス宝塚南口店にて)
指定牧場「みゆき牧場」の黒毛和牛がずらり。100gあたり2500円のシャトーブリアンも(阪急オアシス宝塚南口店にて)
鮮魚コーナーのようす(阪急オアシス宝塚南口店にて)
鮮魚コーナーのようす(阪急オアシス宝塚南口店にて)

嗜好品では、ワインやスパークリングワイン、ナチュラルチーズやスイーツやパンなどです。上質なものを好まれるお客さまが多いと感じますね。

──なるほど。やはり“特別な日”の利用が多いのでしょうか。

もちろんハレの日にご利用されるお客さまもいらっしゃいますが、普段使いにも多くご利用いただいています。そのほか、週末のご馳走やちょっといいものをと言うことで来店される方も多いです。

──今後、どのような存在を目指していきたいですか。

お客さまの心を豊かにする暮らしのパートナーとなり、宝塚南口エリアになくてはならない存在であり続けていくことが目標です。

テラス席のようす(兵庫県宝塚市・ジオタワー宝塚グランレジスにて)
テラス席のようす(兵庫県宝塚市・ジオタワー宝塚グランレジスにて)

◇ 

旧宝塚ホテル跡地で営業している「阪急オアシス宝塚南口店」は、旧宝塚ホテルの思いを継承しつつも、日常の食材から高級食品まで揃う、地域に根ざしたスーパーマーケットだった。「阪急オアシス宝塚南口店」は、阪急・宝塚駅から徒歩13分、最寄り駅は阪急・宝塚南口駅で、徒歩すぐ。

阪急宝塚駅〜宝塚南口駅間には宝塚大橋が。宝塚らしい風景が一望できる。
阪急宝塚駅〜宝塚南口駅間には宝塚大橋が。宝塚らしい風景が一望できる。

※価格は撮影当時のもので、変動する場合がある

※「ジオタワー宝塚 グランレジス」の商業棟には、阪急オアシス宝塚南口店のほか、クリニックモールもあり、小児科や皮膚科、薬局などが営業している。

取材・文・写真(一部)/緑川翠

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