梅田のランドマーク「大阪マルビル」、どう生まれ変わる? 開業は2030年を予定

仮称大阪マルビル建替プロジェクト建替え後北側イメージ
大阪府の超高層ビルの先駆けとして1976年に竣工し、その円筒形のユニークな形状から大阪のランドマーク的な存在として長らく親しまれた「大阪マルビル」(大阪市北区)。2022年に建替えが発表され、2030年の完成を目指している。各フロアは一体どうなる?
「大和ハウス工業」(本社:大阪市)が運営する複合ビル「大阪マルビル」。開業50年近くを経過し、建物・設備の老朽化や周辺施設との競争力の低下が課題となり、建替えが決定。2023年夏に工事に着手し、2025年4月13日から10月13日の期間中は、万博会場にアクセスするバスのターミナルとして敷地を提供していた。

新しい「大阪マルビル」は最高高さ約192m、地上40階、地下4階の複合施設となる。
「大和ハウス工業」が発表した「(仮称)大阪マルビル建替プロジェクト」では、大阪マルビルの形状を継承し、建物の構成を単一の「マル」ではなく、多重に積層する「マル」で表現。また「回る電光掲示板」継承に向け、建物頂部にうめきたを含む大阪駅周辺からも視認できるデザインを施す検討を進めている。

地上には大樹の木陰を感じられるよう、半屋外の屋根下空間「ピロティ」を設け、またピロティと連続する、地下2階から地上4階までの巨大な球体を施設内に形成する。デジタル映像を360度投影するアトリウムを地下と地上を結ぶ結節点として大阪駅周辺の新たなスポットとし、地下街「ディアモール大阪」とつなぐ構造に。

そしてラグジュアリーホテルや都市型ホテルを誘致し、2種類のホテルで総客室数約280室を計画。そのほか展望スペースやミュージアム、イノベーションオフィス、コンサートホール・舞台、商業施設など多種多様な用途で構成する。

また同プロジェクトでは、開発する敷地内だけではなく、地域の魅力や活力の向上に向けた整備を行う予定。ピロティとしてまちに開放し、そこから連続する周辺地域の歩行環境改善や修景なども検討しており、地下では四つ橋線「西梅田駅」に接続する地下通路を新設し、改札口も設ける予定だという。
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