神戸阪急、20年ぶりとなる大規模リニューアル工事が完了

2023.9.22 07:00

「『神戸阪急』ではない。『神戸の阪急』になるのだ。」をスローガンに、10月11日に全館グランドオープン

(写真5枚)

約1年半にわたって改装工事をしていた「神戸阪急」(神戸市中央区)が10月11日、全館グランドオープンをする。

2022年3月からおこなわれ、「そごう神戸店」時代を含めると約20年ぶりとなった大規模なリニューアル工事。以前より客からの要望が高かったという「ラグジュアリーブランド」は改装前の4店舗から21店舗へと大幅に拡大。化粧品フロアもブランド数を増やし、一新した。

またモノの情報発信だけでなく「ライフスタイル提案型」の売場作りを意識。本館6階には、1日を豊かにする朝の過ごし方を軸に商品をセレクトした売場「モーニングフロー」、グランドオープン日には香川県の暮らしの道具や食品を取り扱うセレクトショップ「まちのシューレ963」が、「まちのシューレKOBE」として百貨店に初出店する。

書籍・雑貨や介護用品、メガネ・補聴器などを取り扱う本館8階には、関東を中心に展開する老舗書店「有隣堂」が西日本初進出。「知的な発見をアクセントに、ゆとりある素敵な暮らしをご提案する場所」をコンセプトに、書籍だけでなく雑貨類も販売する。

今回のリモデルに際し、サスティナブルなプロジェクトも。例えば、同百貨店内の装飾パネルやベンチなどには、造船所のドッグで足場に使われている廃材(杉板)が再使用されている。

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