京都ブランド「京まぐろ」が販売解禁、畜養でうまさアップ

2023.9.14 17:00

大起水産のプライベートブランド「京まぐろ」の握り寿司

(写真6枚)

京都府・伊根湾で畜養した本マグロのブランド「京まぐろ」。9月15日に販売が解禁され、京都府内の「大起水産回転寿司」など11店舗で先行販売が始まる。

年間1万本の本マグロを販売する寿司チェーン「大起水産」(本社:堺市北区)が、2022年に商標登録したプライベートブランド「京まぐろ」。京都の魅力と共に発信し、地元食材として地産地消の定着を目指したいという。

「京まぐろ」は、天然の本マグロを日本海で捕らえて、水温の寒暖差が大きい伊根湾で畜養。天然で過ごしてきたまぐろに、短期養殖で鯖などの良質なエサを与えて脂を乗せるため、引き締まった体を残しつつ、赤身は臭みのない脂があるもちもちした上質な味わいが特徴だ。

数量が限られ、9月から翌年1月まで5カ月間しか食べられない希少なマグロ。取り扱うのは、「大起水産回転寿司」新京極店・河原町三条店・京都タワー店・京都伏見店・堺店、「大起水産街のみなと」京都伏見店・奈良店・岸和田店・兵庫川西店・箕面店、「大起水産 まぐろパーク堺本店」の合計11店舗(入荷状況により順次拡大予定)。

回転寿司各店のイートインでは、京まぐろ赤身(2貫385円)、京まぐろ中トロ(2貫517円)、京まぐろ大トロ(1貫429円)、京まぐろカマトロ(1貫638円)。また「街のみなと」各店や「まぐろパーク堺本店」でも刺身のサクや握り盛り合わせなどが販売される。

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