悩みも吹っ飛ぶ…大阪上陸の「マツケンカフェ」が夢空間すぎた

2023.8.10 21:00

上様だらけの「マツケンサンバカフェ」に行ってきました☆

(写真20枚)

8月10日より「心斎橋パルコ」(大阪市中央区)でスタートした、俳優・松平健のコラボカフェ『ビバ〜マツケンサンバII ワールドカフェ〜オレ!』。9月25日まで開催されるが、すでに全日程が予約で完売したという。何がそんなに人を夢中にさせているのか・・・?

『暴れん坊将軍』などで知られる俳優、「マツケン」こと松平健のヒット曲『マツケンサンバII』。今回のコラボカフェは、リリースから20年近く経った現在、再びブレイク中の同曲にインスパイアされた世界観となっており、東京・渋谷会場では期間延長するなど大盛況に終わったという。

■ 上様を五感で浸る…多幸感しかないマツケンワールド

前日の9日におこなわれたメディア内覧会。会場に到着すると、存在感のあるマツケンパネルが遠目からでも確認でき、入場前からすでにマツケンワールドを感じられる仕様に。この日はオープン前にもかかわらず、「マツケンや!」と驚く人やパネルの写真を撮る人が絶えず、注目度の高さがうかがえた。

ドキドキしながら入場すると、いたるところがマツケンカラーの金色で彩られており、天井にはミラーボールが3つも煌めいていた。壁には、上様(カフェがそう呼ぶので)が軽やかなステップで踊っている写真や、上様直筆の『マツケンサンバII』の歌詞が。大胆すぎるレイアウトに、否が応でもテンションが上がる。

壁には『マツケンサンバⅡ』のイントロ部分の踊りをイメージしたカットが

すると、上様みずから監修したというコラボフードが到着。「オレ!」ポーズのミニパネルが中央に据えられた「サンバ ピザ サンバ」(1650円)や、ストローを上下に動かすことで軽快なステップを踏む上様を再現できる「ゴールデンフルーツオレ」(990円)など、愉快なメニュー名や料理を見ているうちに、自然と笑顔が浮かんだ。

「エンタテイナーの極致ともいえる方。『お客さまに喜んでほしい』という気持ちがとても強く、『こんなにやっていいんだ』というくらい情熱的に関わって下さったので、こちらもアクセルを踏むことができました」と担当者。なかでも、上様の姿をイメージした「マツケンサンバ!ーガー」(1760円)は、「ちょんまげに見えるようピクルスの先端を切って、髪飾りをつけてみては」と松平の提案があったという。

松平健イチオシの「マツケンサンバ!ーガー」(1760円)。ピクルスのちょんまげがポイント

もちろん、BGMは『マツケンサンバII』で、通常版と英語版の2種類がエンドレスでモニターに映し出されている。半永久的に流れるマツケンサンバ、金・銀のど派手な内観、さらに右も左もマツケンだらけの空間にいるうち、「マツケンサンバって一体何なんだろう」「この歌詞の意味は・・・」など、気付くと脳内が上様でいっぱいに。

「眠りさえ忘れて 踊り明かそう〜♪」。生きていくうえで悩みは尽きないが、この空間にいるとそんなことなどどうでも良くなってくる。店内を出たあとも脳内で曲が流れ続け、視覚・聴覚・味覚とあらゆる角度からマツケンワールドに浸ることができるコラボカフェとなっていた。

残念ながら入場に必要な予約整理券は完売しており、SNSでは「マツケン人気を舐めてて申し訳ございませんでした!」「上様が遠い・・・」「行けない悲しみで踊り明かすことにします」など行けなかった人々から嘆きの声が寄せられている。

しかし、ドリンクメニューの『マツケンサンバII ゴールデンフルーツオレ』と『ビバ~マツケンサンバII ワールドカフェ~オレ!』はテイクアウト可能。また、ステッカー付きのウエハースやアクリルキーホルダーなど人気グッズは併設のショップで購入できるので、少しだけでも『マツケンサンバ』の夢空間に浸ってみてほしい。「心斎橋パルコ」6階で、9月25日まで。

取材・文・写真/つちだ四郎

『ビバ ~マツケンサンバIIワールドカフェ~オレ!』

期間:2023年8月10日(木)〜9月25日(月)
会場:THE GUEST cafe&diner (心斎橋PARCO 6F)
時間:10:00〜20:00(LO19:00)

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