18年ぶり邦画単独主演の窪塚洋介「人生は二通り、全部奇跡」

2023.2.19 21:30

主演映画『Sin Clock』の舞台挨拶に登場した俳優・窪塚洋介(2月18日・神戸市内)

(写真2枚)

現在公開中の、俳優・窪塚洋介が主演をつとめる映画『Sin Clock』。その舞台挨拶が2月18日にメインロケ地となった神戸でおこなわれ、窪塚と共演の坂口涼太郎、牧賢治監督が登壇した。

同映画は、社会からも家族からも見放されたタクシードライバー・高木(窪塚)が、たった一夜での人生逆転をかけて、同僚らと絵画強奪計画を決行するも、偶然の連鎖に翻弄されて、想定外の結末に向かっていく物語。神戸市内約20カ所で撮影され、窪塚にとって実に18年ぶりの長編映画単独主演作(邦画)となる。

舞台挨拶の冒頭、「イエ―――――イ!!」の一言で満員の会場を沸かせた窪塚は、「この作品は神戸ロケが満載なので神戸の方には特別に楽しんでもらえるのではないかと思います」と挨拶。そして、「これを大ヒットに繋げるべく、みなさんへお願いがあります。今日から毎回、『Sin Clock』を観てください! そうすると神戸だけ異様に動員が上がる(笑)、よろシンクロック!」と観客にアピールした。

偶然の連鎖に導かれて「人生逆転計画」に挑む主人公・高木を演じた窪塚。「人生は二通りの生き方しかない。奇跡なんて起こるわけがないと思って生きるか、起こることすべてが奇跡だと思って生きるか」と語り、「俺は、圧倒的に後者で生きてきて、過去に30メートルくらい落ちちゃったときも奇跡的に生きてたことや、昨日家で飲んだ味噌汁の味とかも含めて全部奇跡だと思う。そういう風にこの映画が観てくれた人がそう思ってくれるきっかけになったら幸いです!」と締めた。

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