「役が選んでくれた」劇団四季の飯田達郎が語る、天性の役柄

劇団四季ミュージカル『ノートルダムの鐘』で、主役・カジモドを演じるひとり飯田達郎(3日・大阪市内)
15世紀のパリを題材にした、劇団四季の名作ミュージカル『ノートルダムの鐘』。10月3日、日本初演時より主演を務める俳優のひとり、飯田達郎が取材会に登場。自身の役柄について、熱く語った。
飯田が演じるのはカジモドという醜く歪んだ見た目を持つ主人公で、そのルックスからノートルダム大聖堂に閉じ込められ育った、不遇な人生を送るキャラクター。本作では、そんなカジモドが恋をする踊り子・エスメラルダや、カジモドを閉じ込めたフロローとの複雑に絡み合う愛憎が、作曲アラン・メンケン&作詞スティーブン・シュワルツという、ミュージカル界の黄金タッグによる壮大な旋律とともに描かれる。
そんな同作で初演時(2016年)よりカジモドを演じる飯田は、「この役で300回出演しましたが、100回くらい演じた頃から役が近づいてきている感じ。カジモドが今まで演じてきた役のなかで一番近い、呼吸している感覚で、『ここまで重なれるんだ』と感じるんです」とコメント。
そして、劇団四季の先輩・芝清道からは共演した際、「お前はこの役をやるために四季に入ったんだと思う」と言われたそうで、「僕もこの役を通して、劇団四季に入った理由であったり、役者を続けていく理由を考えると、この役が選んでくれたのかなと思いますね」と、自身を分析する飯田。

また彼は現在「大阪四季劇場」で上演中の『オペラ座の怪人』にも出演しており、金持ちで子爵という同作とは真反対の役柄・ラウルを演じている。その役作りにおいての違いもあったそうで、「ラウルは資料などを読んで、外からの情報を必死に入れましたが、カジモドに関しては台本にあるセリフや行動線がスッと入ってきて、役の前では透明でいられる」と、続けて語った。
劇団四季ミュージカル『ノートルダムの鐘』は、12月18日〜4月9日に「京都劇場」(京都市下京区)にて上演される。チケットはレギュラーS席1万1000円ほか、10月15日より一般発売開始。
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