影山&遠藤、世界のアニソン熱に驚き「大きな可能性を感じた」

2022.9.28 07:30

JAM Project(左から)福山芳樹、奥井雅美、遠藤正明、きただにひろし、影山ヒロノブ

(写真4枚)

■「足を踏み入れていない国や大陸に行ってみたい」(遠藤)

──自分の好きなアニメの曲を歌っている人のステージを生で観たときって、確かに格別な気持ちになりますよね。

影山:僕も水木一郎さん、堀江美都子さんと一緒のイベントに初めて出たとき、「うわー、本物だー」と呆然となりましたからね。小さいときに観ていたアニメの曲を歌っている人って、生で見ると本当に感動する。僕は『マジンガーZ』『バロム・1』『宇宙戦艦ヤマト』が大好きだったから、イベントでご一緒したとき「そのままの声だ!」ってなりました。現実味があるような、ないような不思議な感覚だった。

遠藤:僕らも、兄さんのステージを初めて観たとき「本物の『ドラゴンボールZ』だ」ってなりましたよ。

影山:そうやって「子どものころ、めっちゃ聴いていました」と言われると、嬉しい反面、ちょっと悲しくもあるんだよ。「俺も歳をとったな」って(笑)。

JAM Projectの影山ヒロノブ(左)、遠藤正明

遠藤:でも、そういう感動が海外の人にも間違いなくあると思うんです。だってブラジルへ初めて行ったとき、兄さんが『CHA-LA- HEAD CHA-LA』を歌っている姿をステージ袖で見ていたけど、本当に大地が揺れるような盛り上がり方だったから。「これはすごいことが起こっているぞ」と、アニソンの可能性をかなり感じました。

ミュージシャンってよく「音楽で世界をひとつにする」と言うじゃないですか。でも、「大きなことを言っているな」と思っていたんです。でも、あのブラジルでの光景を見たとき「アニソンだったら本当にそれができるかも」と気持ちが高ぶりました。「アニソンってそういう力を本当に持っているかも」って。

──現在のアニメ作品やアニソンの世界的なブームを見ると、まさに「みんなが1つになっている」という感じがします。

遠藤:当時、インターネットにのってアニソンが世界の人たちに支持されていったのは、すごくおもしろい現象だった。そうやって広がっていって、今ではアニソンは海外進出もはっきりと視野に入れた曲作りまでおこなうようになっている。可能性が間違いなく、さらに広がっています。ウチらもまだ足を踏み入れていない国や大陸があるから、これから行ってみたいですよね。

影山:JAMはみんな、まだまだ現役バリバリだから。だから、いろんなところを目指したいですね!

9月28日にコンセプトEP『THE JUDGEMENT』をリリースし、それを携えたツアーを実施するJAM Project。大阪公演は、10月16日「東大阪市文化創造館 Dream House 大ホール」にて。一般席8800円〜。

JAM Project

ベストアルバム『THE JUDGEMENT』
2022年9月28日(水)発売
LACA-25007 2200円(税別)

『JAM Project LIVE TOUR 2022 THE JUDGEMENT』大阪公演
日時:2022年10月16日(日)・18:00〜
会場:東大阪文化創造館Dream House 大ホール(東大阪市御厨南2-3-4)
料金:VIP席9800円、一般席8800円
電話:0570-200-888 (キョードーインフォメーション/月~土11:00~16:00)

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