72歳の現役ロックンローラー・矢沢永吉、「情熱大陸」が迫る

2022.1.15 07:15

ロックシンガー/矢沢永吉 (C)MBS

(写真1枚)

22歳のプロデビューから今年50年の節目を迎える日本ロック界のボス、矢沢永吉。2年ぶりのツアーを敢行した矢沢を、ドキュメンタリー番組『情熱大陸』(MBS)のカメラが追った。

伝説のバンド「キャロル」を経てソロとなり、現在まで常に第一線を走ってきた矢沢。コロナ禍でエンタテインメント界の誰もがそうであったように矢沢も自粛期間を経験したが、ついに2021年10月、『I’m back!! ~ROCKは止まらない~』と題した2年ぶりのライブツアーをスタートさせた。

23カ所31公演、そのリハーサルから始まった今回の取材。最高のステージを追求するストイックな姿勢、そして72歳とは思えないエネルギッシュな姿に吸い寄せられるように、番組はカメラを回し続けたという。ときには突然喉の不調を訴えリハーサルを中断する場面にも遭遇。久々の長いツアーを耐えられるのか周囲に緊張が走った。

いつものライブでは「永ちゃんコール」が飛び交い、ファンが一斉に「タオル投げ」するなど独特の盛り上がりを見せるが、コロナ禍で一連の行為は禁止され、マスクを着用した客に許されるのは拍手と手拍子だけ。それでも矢沢は「かえって自分の歌をちゃんと聞いてもらえる」と、ポジティブな姿勢を崩さない。

日本人のソロアーティストとして初めて日本武道館のステージに立ったのは1977年で、以来142回を数える。今回のツアーでも4度そのステージに臨み、移動の車中では本番前に欠かさないというクスッと笑えるルーティンを教える場面も。この模様は1月16日・夜11時25分から放送される。

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