トット「ツッコミもボケも僕、多田は『多田』で」

2020.4.1 08:00

写真左から、多田智佑、桑原雅人。トレードマークは、おそろいの緑のスーツ

(写真9枚)

「多田ちゃんにはのびのびとやってもらおうって決めた」(桑原)

桑原「もうね、ボケもツッコミも全部自分がやろうと思っていて。多田ちゃんにはのびのびとやってもらおうって決めたんです。役割としては僕がボケとツッコミの担当。で、こいつは『多田』ですね。イメージとして一番近いのは、オードリーの春日さん。春日さんってもはや『春日』というジャンルじゃないですか。ボケやツッコミという役割を超越している。多田ちゃんにはそこを目指して欲しいんです」

多田「え、じゃあこれから『トゥース』って言っていくの?」

──多田さん、それガチで言ってます?

桑原「多田ちゃん、違う、違う! 『トゥース』は春日さんのものやから。お前がやったら、それは多田じゃないやん。なんで急に自分のものみたいにやりだすねん。東京へ行っていきなり『トゥース』とか言い出したら、みんなびっくりするやろ。堂々とパクりすぎていて逆におもしろいけど!」

多田「あ、そっか・・・」

──多田さん、すごいですね・・・。ちなみにこれからトットが東京で活動するにあたって大きく打ち出していくものって何になりますか。

桑原「漫才はこれからもきっちりやっていきますし、でも、熱湯風呂でもどんなことでもやりますよ」

多田「あと、これは自分で言うことでもないですけど、やっぱり僕の容姿ですかね」

桑原「えっ? 容姿? 満を持して東京へ行くというこのタイミングの取材で、まさかの容姿推し・・・」

多田「すみません、今の答えはなかったことにしてほしいです・・・」

今後について「ボケとツッコミが徐々に入れ替わったりしてるかもしれませんよ。もうそうなりつつありますからね。確かに東京でいろいろ変わっていくんやろうな。いろんな人と出会ってね」と桑原

──多田さんは吉本きっての男前芸人としても知られていますし。

桑原「そうですね。東京では多田ちゃんのビジュアル売りでいきます。で、3冊目の写真集もまた出します。多田ちゃんのやりたいようにやっていこうと思います。いや、容姿って言ったときはさすがにボケかなって思ったけど、マジなトーンやったし、ほんまにびっくりした」

多田「ちょっと忘れてください、ほんまに・・・(苦笑)。すみません。東京でも漫才をしっかり頑張っていきます!」

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