W杯開幕、雨の花園でラグビーファン熱狂

2019.9.20 23:08

カッパや傘で雨を耐えながらも、スクリーンにくらいつく観客

(写真1枚)

『ラグビーワールドカップ2019日本大会』が20日、ついに開幕。同日、東大阪市「花園中央公園野球場」でおこなわれた日本対ロシア戦のパブリックビューイングには、雨にも関わらず多くのラグビーファンが詰めかけた。

試合開始前から降り始めた雨にもめげず、ラグビーファンでごった返す会場。相手選手のタックルをかわすなどの好プレーがおこる度、大きな歓声や吐息がこだまする。ラグビー経験者である稲田さんは「堀江選手(フッカー)が高校の後輩だったんですが、彼は当時から半端じゃなかった。今日は勝ちます!」と強く宣言。

会場には家族づれや女性グループの姿も。東大阪市内から来たという女性4人組は、「息子たちがラグビー部にいた頃のママ友グループで来ました。ここ(開幕戦)で勝たな盛り上がらへん! サモア戦も名古屋まで見に行きます!」と力のこもった応援で楽しんでいた。

同イベントに携わった東大阪市経営企画部の谷さんは、「悪天候のなか、本当に多くの方に来ていただけた。東大阪にはラグビー好きが多く、歓声のタイミングを見ていても本当にファンなんだなという印象」と、その盛り上がりに感動。「私もそうでしたが、経験がなくても観戦するうちに魅力が見つかっていくのがラグビー。友人に連れられて・・・という方もいるかもしれないが、これを機会にラグビーを好きになってもらえたら」と語った。

試合結果は30対10で日本の勝利。日本は先制点を許すも、前半戦に2トライを決めて逆転。結果4トライを決め、勝利でW杯のスタートを切った。また、「東大阪市花園ラグビー場」の初戦は22日で、イタリア×ナミビア戦がおこなわれる。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本