木村拓哉「こういう場は久々なのでちょっと緊張してます」

2017.3.30 20:00

主演の木村拓哉とともに京都プレミアイベントに登場したヒロイン役の杉咲花(3月30日・京都市内)

(写真2枚)

俳優の木村拓哉と女優の杉咲花が3月30日、京都「ローム・スクエア」でおこなわれた映画『無限の住人』のプレミアイベントに登場。京都で敢行された撮影秘話など、ファン2000人を前にトークショーをおこなった。

木村はイベント冒頭、「今日はみなさん、お集まりいただき、ありがとうございます。4月29日、公開が迫ってきております。僕ら全員で作った『無限の住人』をぜひ受け取ってください」と挨拶。そして、「こういう場に自分が立たせていただくのは、すごく久々なのでちょっと緊張してます」と語ると、会場からは大きな歓声があがった。

映画は、同題の人気コミック(原作:沙村広明)を三池崇史監督らが実写化したもの。撮影がおこなわれた京都の思い出を聞かれた木村は、「今日の京都は素晴らしい気候なんですけども、撮影してた当初は極寒で。順光といって、正面から太陽が当たっているときには、白い息はカメラに映らないんですけど、横だったり後ろだったり、斜光になると、どうしても白い息がふわーっと出てしまうので、カメラ前にいた出演者全員に氷入りの紙コップが配られて、それを噛み砕いて口のなかを冷たくして(撮影を)やってました」と、京都での撮影エピソードを披露。

杉咲花のフォトセッションでは、木村拓哉も報道陣とともに舞台からスマホで撮影(30日・京都市内)
杉咲花のフォトセッションでは、木村拓哉も報道陣とともに舞台からスマホで撮影(3月30日・京都市内)

すると杉咲が、「木村さんはホントにカイロを1枚も貼らずに、この寒い格好のままでした。私は10枚くらい貼ってました(笑)」と暴露。すかさず木村は、「だって、イヤじゃないですか。(アクションシーンで)グワッーと動いて(カイロが)ポトッて落ちたら」とコメント。そして、「寒かったのは寒かったんですけど、でも、だからこその澄み切った空気感とか、それはすべて映像に投影されていると思います」と力強く語った。

また、京都・太秦の撮影所のスタッフにも言及した木村。「東映所属の役者さんたちが1カットごとに全力で参加してくださいました。僕らのアクションに対して、ものすごく注意深く、愛情深く見つめてくださって。そういう方たちからサムズアップ(親指を立てるジェスチャー)だったり、監督のオッケーとはまた別に、うなずきながら次の支度に入っていく光景を見ると、ものすごくいい現場に参加させてもらえてると感じました」と感謝の念を表した。映画は4月29日から公開される。

映画『無限の住人』

2017年4月29日(祝・土)公開
監督:三池崇史
出演:木村拓哉、杉咲花、福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、市川海老蔵、ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本