秀長による音声ガイド、公式図録は必須!大阪の『豊臣兄弟』展を、より楽しむ方法4選

3時間前

7月8日から「大阪歴史博物館」でスタートする『NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」』

(写真9枚)

豊臣秀吉の天下一統を支え「最強のNo.2」「戦国の名ネゴシエーター」などと言われる、秀吉の弟・豊臣秀長。現在は、仲野太賀主演で彼の人生を描く大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK)が放送中だ。

そんな秀長と秀吉の兄弟の絆を、膨大かつ貴重な資料を集めて紹介する展覧会『NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」』が、7月8日から「大阪歴史博物館 6階特別展示室」(大阪市中央区)で開催されている。

豊臣家とワンセットで紹介される有名な肖像画や書状などに加えて、同時代の文化力の高さを改めて確認できるような品々まで、戦国好きには必見と言える内容だ。観れば『豊臣兄弟!』を何十倍も楽しめること間違いなしの特別展。その魅力をさらに深く味わうためのポイントを紹介する。

『NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」』展示会場の様子(7月7日撮影)
『NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」』展示会場の様子(7月7日撮影)

(1)仲野太賀がナビゲーター! 音声ガイドはマストアイテム

最近はいろんな俳優や声優が担当して、展覧会の大きな注目どころとなっている音声ガイド。この特別展では、なんと『豊臣兄弟!』で秀長を演じている、仲野太賀が務めている。

秀長家臣の所要物が並ぶ。藤堂高虎所用「紅糸胸白威二枚胴具足」など(『NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」』)
秀長家臣の所要物が並ぶ展示も音声ガイド必須。藤堂高虎所用「紅糸胸白威二枚胴具足」など(『NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」』)

最初の肖像画から最後の木像まで、秀長と縁の深いいくつかのアイテムについて解説。特に直筆の書状や愛用の茶器を前にすると、まるで秀長本人に説明されているような錯覚に陥ってしまいそうだ。専用ガイド機は700円。11月8日まで回数制限なし・会場外での視聴も可能なアプリ版もあり(800円)。

豊臣秀長が使った茶入「肩衝茶入 銘 薬師院」(『NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」』)
豊臣秀長が使った茶入「肩衝茶入 銘 薬師院」(『NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」』)

(2)出演俳優たちと同じポーズが取れる、映え写真スポット

到着早々記念撮影をしたくなる、大きな石垣をモチーフにしたエントランスは、『豊臣兄弟!』のロゴにも使われた、秀長の最後の城・郡山城跡(奈良県大和郡山市)の画像を使用。場内は重要な資料が多いためにほぼ撮影不可だが、最後に展示されている秀長の木像は撮影が奨励されているので、ぜひツーショットを撮っておこう。

撮影OKの「豊臣秀長公像」(『NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」』)
撮影OKの「豊臣秀長公像」(『NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」』)

そして出口横には、秀吉&秀長の肖像画と撮影ができるブースがあって、撮影小道具のなかには、トークショーに出た俳優が必ず手にしている「!」マークが! ぜひ出演者気分で写真に収まりたい。

7月8日から「大阪歴史博物館」でスタートする『NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」』。こちらはフォトスポット
7月8日から「大阪歴史博物館」でスタートする『NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」』。こちらはフォトスポット

(3)刀剣マニアも必見、「大阪」を感じさせるグッズコーナー

3都市を回る巡回展のなかでも、豊臣家本拠地の大阪開催ということもあり、オリジナル記念グッズもかなり力が入っている。特に注目なのが、大阪城と郡山城の両方で使われた「兄弟瓦」をモチーフにしたグッズの数々。ポップアートのようなデザインは、説明しないと戦国関連グッズとは思えない。

1階ではグッズの販売もおこなわれる(『NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」』)
1階ではグッズの販売もおこなわれる(『NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」』)
1階ではグッズの販売もおこなわれる(『NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」』)
1階ではグッズの販売もおこなわれる(『NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」』)

また「飴ちゃん」にまつわるグッズも多く、キャンディポーチ(1210円)や、特製の缶に入ったキャンディ(1180円)は、ぜひ普段から飴を持ち歩く人に買ってほしい。また展覧会の一つの目玉となっている名刀「南泉一文字」も、「かまわぬ」の手ぬぐい(2530円)などグッズが充実しているので、刀剣マニアはこれだけのために来る価値あり!?

1階ではグッズの販売もおこなわれる(『NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」』)
1階ではグッズの販売もおこなわれる(『NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」』)

(4)戦国ファンなら手元に置きたい…図録がすごい

展示された150件の品々は、大阪歴史博物館の仁木宏館長が「豊臣時代を語るときに必ず出てくるものぞろい」というだけあり、なかなかここまで重要なアイテムばかりがそろった展覧会は、他にはない。ただ展示品は開催都市や期間によって変動があり、大阪の会場では観られないものも多い。

ということで買っておきたいのが、全都市合わせて240件の展示品をすべて掲載した「公式図録」(2800円)だ。秀吉・秀長だけでなく、織田信長や徳川家康などにまつわる資料もあり、まさにこの時代を多方面から知ることができるカタログ。ドラマの時代考証を担当する黒田基樹氏と柴裕之氏の、秀長を語る特別寄稿もあり、ぜひこの機会に手に入れておこう。

『NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」』は8月31日まで開催。開館時間は午前9時30分~午後5時(入館は閉館の30分前まで)、毎週火曜休館(ただし、8月11日は開館)。入場料は大人2000円、高校・大学生1000円、中学生以下と障がい者は無料。また前期(7月8日~8月3日)と後期(8月5日~31日)で、一部展示内容の入れ替えがあるので、事前に確認を。

取材・文/吉永美和子 写真/Lmaga.jp編集部

『NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」』

期間:2026年7月8日(水)~8月31日(月)
会場:大阪歴史博物館 6階特別展示室(大阪市中央区)
時間:9:30~17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:火曜(8月11日は開館)
料金:大人2000円、高校・大学生1000円、中学生以下・障がい者無料

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