のん、出演を一度は悩むも「この役を逃したら後悔する」安田章大の演技に感動

7時間前

映画『平行と垂直』のジャパンプレミアにて、作品への思いと覚悟を話すのん(7月2日、TOHOシネマズ鳳)

(写真7枚)

SUPER EIGHTの安田章大とのんがW主演を務める映画『平行と垂直』(8月28日公開)のジャパンプレミアが7月2日、「TOHOシネマズ鳳」(堺市西区)で開催。主演の安田とともに登壇したのんが、出演を決意した理由や、初共演となった安田との撮影を振り返った。

■ 「この役を逃したら悔しい」 監督の手紙が出演の決め手に

本作は、自閉スペクトラム症の兄・大貴(安田章大)と、兄を幼い頃から支えてきた妹・希(のん)が、希の結婚話をきっかけに、お互いのこれまでとこれからに向き合うヒューマンドラマ。安田が「作品のメッセージを届けたい」と企画段階から参加し、『かぞくのひけつ』(2006年)などで知られる小林聖太郎監督がメガホンを取った。

映画『平行と垂直』のジャパンプレミアに登壇した(左から)のん、安田章大、小林聖太郎監督(7月2日、TOHOシネマズ鳳)
映画『平行と垂直』のジャパンプレミアに登壇した(左から)のん、安田章大、小林聖太郎監督(7月2日、TOHOシネマズ鳳)

出演オファーを受けた当時について、のんは「脚本を読ませていただいたときに、とっても素敵な脚本で、すばらしい物語だなと思いました」と振り返る。

一方で、「最初にお話をいただいたときは、安田さんが(脚本の)山野海さんと始めて、みんなで大切にしている特別な作品という点でも、生半可な気持ちではお受けできないと思って悩みました」と、出演を即決できなかったことも明かした。

しかし、「みなさんの作品に向かう真摯な気持ちを受け取って、監督からも熱いお手紙をいただいて。この役を逃したらとっても悔しいと思うに違いないと思って、飛び込みました」と、出演を決意した理由を語った。

映画『平行と垂直』のジャパンプレミアにて、「関西弁を聞くと幸せ」と笑顔になる安田章大(7月2日、TOHOシネマズ鳳)
映画『平行と垂直』のジャパンプレミアにて、「関西弁を聞くと幸せ」と笑顔になる安田章大(7月2日、TOHOシネマズ鳳)

■ 安田章大との初共演で「大貴がいた!」

役づくりについては、「希は、大貴のことを一番理解しているのは自分だという自負がある人なんじゃないかなと思って現場に臨みました」と説明。

続けて、「安田さんとの最初のシーンで、もう『大貴がいる!』って。佇まいも存在もすごく明確に感じて、『この大貴に寄り添えばいいんだ』と、安田さんが答えを出してくれた感じでした。本当にすばらしいです!」と絶賛すると、安田も笑顔で「返します!」と応じ、会場を和ませた。

映画『平行と垂直』のジャパンプレミアにて。のんの言葉に優しくツッコミを入れる安田章大(7月2日、TOHOシネマズ鳳)
映画『平行と垂直』のジャパンプレミアにて。のんの言葉に優しくツッコミを入れる安田章大(7月2日、TOHOシネマズ鳳)

■「考えの幅を広げる大切さを教えてくれた作品」

また、撮影を通じて自身にも変化があったというのん。

「私は20代の頃まで、自分の物差しを盲信するタイプの未熟者だったので・・・。30代になって少しずつ丸くなってきたんですけど」と笑いながら、「この作品を通して改めて、考えの幅を広げることが大事だと教えてもらいました」と語る。

映画『平行と垂直』のジャパンプレミアに登壇したのん(7月2日、TOHOシネマズ鳳)
映画『平行と垂直』のジャパンプレミアに登壇したのん(7月2日、TOHOシネマズ鳳)

さらに、「私は相手の表に出ている言葉や表現しか見られないタイプだったんですけど、その奥にあることや、心で感じていることをもっと見つけて大事にしなきゃなと思いました」と、作品から受け取った学びを明かした。

本作は日本語字幕付き・「HELLO! MOVIE」によるバリアフリー音声ガイドにも対応し、視覚・聴覚に障がいのある人も一緒に楽しめる作品となっている。映画『平行と垂直』は8月28日より、「T・ジョイ梅田」ほか全国公開。

取材・文・写真/Lmaga.jp編集部

映画『平行と垂直』

2026年8月28日(金)公開
監督:小林聖太郎
原案・脚本:山野海
©2026「平行と垂直」製作委員会

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