「甲子園文字」がデジタルフォント化、モリサワが伝統受け継ぐ

2024.3.14 08:30

手書き時代の選手名板(所蔵:阪神電気鉄道)

(写真2枚)

「阪神甲子園球場」(兵庫県西宮市)は3月13日、日本を代表するフォントメーカー「モリサワ」(本社:大阪市浪速区)とともに、かつて職人が手書きで制作した「甲子園文字」のデジタルフォント化に取り組むと発表した。

この取り組みは、8月1日に100周年を迎える「阪神甲子園球場」の記念共同プロジェクトによるもの。『ドカベン』や『巨人の星』、『タッチ』といった名作野球マンガをデザインしたラッピング電車の運行(2022年8月〜)や、開場した1924年当時に飲まれていたビールを再現した「アサヒクラシック」の限定発売、同じく100周年を迎える日本将棋連盟による藤井聡太竜王・名人と羽生善治九段の対局など、数々の特別企画が実施、予定されている。

職人による手書きで作成されていた「甲子園文字」(提供:朝日新聞社)

そして今回、同球場のスコアボードで使用してきた伝統の「甲子園文字」を受け継ぎ、文字のプロフェッショナル「モリサワ」が現代の実用に即した「甲子園フォント」として制作、デジタルフォント化されることが決定。その独特な字形から「甲子園文字」として親しまれてきた、職人が黒い板に毛筆で手書きをしたスコアボードの文字。電光掲示板に改修された1984年以降も、その伝統を守るべく、球団スタッフがオリジナルの文字データを制作し、表示してきたという。

「甲子園フォント」の完成は12月頃。2025年シーズンから「阪神甲子園球場」のスコアボードで使用される予定。

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