馬場園梓、アジアン解散で「1年目に戻ったみたいな気持ち」

2023.6.11 20:00

舞台『SUNNY』で初のミュージカルに挑むお笑いタレント・馬場園梓

(写真7枚)

■ 「自分のお笑いのジャンルが、まるっきり変わった」

──3月には単独ライブをおこない、まさに今は「1人でなにができるのか?」を、模索している最中ではないかと思います。

そうですね。ライブでは、1人でコントや漫談をやったんですけど、自分のお笑いのジャンルが、まるっきり変わったことを実感しました。コンビであれば「ここでこう言ってくれるんやろうな」と思っていた合いの手が全然ないんで。でもそれがめちゃくちゃ刺激的で、(芸人)1年目に戻ったみたいな気持ちになって、すごくやりがいを感じました。

「劇場には絶対『ちょっと、あんたココやで』っていうおばちゃん居ますよね」と、馬場園

──You Tubeの公式チャンネルに上がっていたネタを拝見したんですが、怪しい講師が女性にモテるコツを教えるという、割とスタンダードなネタながらも、不思議な新鮮さがあって面白かったです。

ありがとうございます。「どこにそんな根拠あんねん?」というようなことを、堂々と当たり前みたいに言うのがおもしろいな、と思ったネタです。こういう笑いって、漫才ではやったことがなかったんですよ。落語とはまた違った新しいピン芸を作っていきたいし、ほかにもいろいろやっていけたらと思います。

──だとすると『SUNNY』では、歌とダンスのスキルを徹底的に叩き込まれるのは間違いないから、芸の幅も広がりそうですね。

いけますかねえ? でも、できることはひとつでも多い方がいいと思うし、武器になっていくと思います。この前のライブでも、1曲だけ歌が売れたオバハン歌手のコントをやって楽しかったので、それプラスダンスもできたら、もっと面白くなるかもしれない。今後も芸人としての舞台をすごく大事にしながら、女優さんの仕事もオファーがあれば全力でやらせていただこうと思っています。

ピン芸人になった今、「お笑い」という軸は持ちながらもさまざまな可能性に挑んでいきたいと意気込む

──『SUNNY』は、どのような舞台になりそうな予感がしますか?

私は原作映画が大好きなのですが、それはすごく人間関係が清々しいから。今はSNSやネットを使った陰湿な人間関係のもめごとが多い時代ですが、映画を観たときに、人と人とが直接自分の思いを伝え合い、お互いを理解し合うことをこれから先もなくしてはいけないと思いました。そのことを感じてもらいつつ、自分の青春時代を懐かしく思い出しながら、楽しんでいただける舞台になるんじゃないかな? と思います。

──『SUNNY』では「つらいことがあったときは、高校時代の写真を見る」という話が出てきますが、馬場園さんも元気がないときに見るものってありますか?

やっぱりプロレスですね。元気があるときも見るんですけど(笑)。プロレスは負けたときの心の葛藤や、次に勝つためにはどうすればいいか? など、立ち上がるところが見られるんですよ。だから落ち込んだときにプロレスを見ると「あ、私もがんばらなあかんな」ってなります。

──そのなかでも、特にお気に入りの対戦は。

(即答で)1993年1月4日の、長州(力)さんと天龍(源一郎)さんの東京ドームの試合。魂が揺さぶられて感極まり、1番元気が出ます。

馬場園以外には、花總まり、瀬奈じゅん、小林綾子、佐藤仁美、渡邉美穂、須藤茉麻、片桐仁などが出演。脚本・演出は西田征史が担当する。6月の東京公演を経て、大阪は7月9~13日に「梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ」にて。チケットは1万2500円で、現在発売中。

ミュージカル『SUNNY』

会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府大阪市北区茶屋町19-1)
期間:7月9日(日)〜7月13日(木)
料金:1万2500円

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