INI後藤威尊、想像超えるストイックさ「理想が高すぎるのかも」

2023.5.31 13:30

11人組グローバルボーイズグループ・INIの後藤威尊

(写真5枚)

■ 「これが自分の良さなんだ」って気付くことができた

メンタル面でのリフレッシュ方法は、読書と朝の散歩と明かした後藤。「飛行機のなかでも本を読んだり。この間タイに行ったとき8時間くらいフライトがあったんですけど、そのときに初めてたじ(田島将吾)と本を交換しました」

──タイトル曲のほか、今回のシングルには3曲収録されています。

僕、今回は全部の曲がめちゃくちゃ好きで!『Let’s Escape』はメンバーの(藤牧)京介が日本語の作詞をしているんですけど、歌詞がスッと入ってくるというか。すごく爽快感のある楽曲になっています。『INItialize』は、「この曲がタイトルでいいんじゃない?」っていうメンバーも多いくらい人気のある曲。漠然とした表現で申し訳ないんですけど、良い曲なんです! 途中でリズムがコロッと変わってノリやすいし、耳に残るフレーズも入ってきたり。

──INIの楽曲って曲調の変化が多いですよね。1曲のなかにいろいろな世界観・・・次が読めないワクワク感があります。

ここ最近、そういった楽曲が多いかもしれないです。前回のアルバムとか、今回のシングルから一気に増えた気がします。 

後藤が今回のSINGLEで一番好きな衣装はこの「通常版」だそう。「「僕めちゃくちゃ暑がりなんで・・・涼しいんです(笑)。あとパンツのシルエットがキレイ」(C)LAPONE Entertainment

──残りの1曲『DROP』も、途中で曲調がガラッと変わります。

その世界観が『DROP』の良さですね。最初はエンジンがかかったような「さぁいきますか」っていうヤンチャな感じがありつつ、その後はオシャレで落ち着いた夜のネオン街を走るような・・・いろいろ連想してしまう曲で。どれが好きなのかっていうことですよね? 選べないです、すみません!(笑)

──愛が伝わってきました(笑)。『FANFARE』のミュージックビデオも公開されていますが、公開15日目で3000万PV超えと、今回も勢いがすごいですね。撮影時のエピソードなどはありますか。

今回もセットがすごくて、例えばきむ(木村柾哉)がハンマーを使うシーンで使ったゲーム機は、フリじゃなくて本当にゲームができるんです。休憩時間はよく遊んでましたね。あとは紙吹雪のシーンが本当に最後の撮影で、めちゃくちゃ寒かったんですけど、みんなでテンションを上げまくって。口を開けちゃって紙吹雪が入ってきたり・・・そこはちゃんとカットされていて良かったです(笑)。

『FANFARE』 Official MV Making (C)LAPONE Entertainment

──『FANFARE』は先日「幕張メッセ」でおこなわれた『KCON JAPAN 2023』で大トリで披露されたんですよね。

そうなんです! 本当にありがたいです。2022年の『KCON LA』で披露させてもらったときは歓声OKだったので、「やっぱぶち上がり方が違うな!」ってメンバーで話してたんですけど、MINI(ファンネーム)のみなさんがたくさん応援にしに来てくださって、今回も歓声がすごかったです。ファンの方とより一緒になれた時間でしたね。

──過去のインタビューで自分の武器は「表現力」とおっしゃっていましたが、最近はすごくダンスに余裕があるように感じられるというか・・・。パフォーマンスするにあたって意識していることはありますか。

結構素で楽しんでいる部分が多いので、そういった感じで見えたりしているのかもしれないですね。あとは自分のチッケム(ひとりのメンバーを追ってパフォーマンスを撮影した映像)を結構見るんですけど、最近トレーニングで筋力とかもあがって、芯の部分がしっかりするようになったし、それをベースに抜くとこは抜いて・・・自分の楽しんでいる感じ、これが自分の良さなんだなって気付くことが出来て。

──自分自身のパフォーマンスを理解できるようになったのは、最近のことなんですか?

本当に最近です。自分を分析できるようになったというか。あと、トレーニングは絶対に自分が一番やっているって自信を持てるくらいやっています。トレーニングを始めてから体力を節約できるようになりましたし、良いこと尽くしです。

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