INI後藤威尊、想像超えるストイックさ「理想が高すぎるのかも」

2023.5.31 13:30

11人組グローバルボーイズグループ・INIの後藤威尊

(写真5枚)

2023年1月には、「日本武道館」を含む4都市・全13公演で約12万⼈を動員した初のアリーナツアー『2022 INI 1ST ARENA LIVE TOUR[BREAK THE CODE]』を完走し、今もっとも勢いに乗る11人組グローバルボーイズグループ・INI(アイエヌアイ)。

2021年のデビューから、SINGLEは3作連続で初週売上50万枚を記録、1ST ALBUMも各種音楽チャートで7冠を達成するなど、飛躍を続けている。そんな彼らの「第2章の始まり」と謳う4TH SINGLE『DROP That』について、大阪出身のメンバー・後藤威尊(ごとう たける)に話を訊いた。

■ 僕の思う「INIらしさ」がしっかり乗っている

──Lmaga.jpでは、2022年末にメンバーの佐野雄大さんにインタビューをしていて。初のアリーナツアーの直前とあって意気込みをお伺いしていたのですが、実際終えられていかがでしたか?

とにかく「楽しかった」という記憶しか残っていないですね。みんなが「より良いものを作ろう」と意見を出し合って、気持ちが集まるというか・・・良い意味でぶつかった期間でした。INIの楽曲ってほとんど激しい曲なので、通しの練習とかはめちゃくちゃしんどかったはずなんですけど、ただただ楽しかったです。

──かなり濃密な時間を過ごされたんですね。

練習を重ねるたび、チームがひとつになっていくっていうのを身をもって実感できたというか、絆が深まっていく感じがありました。「全部の公演で100%を出し切る」っていう自分のなかでの目標を立てて、ありがたいことに最後は武道館でやらせていただいて・・・ツアーが終わったときは、達成感に満ちあふれていましたね。

──そんなツアーを経ての今回の新シングル、「第2章の始まり」というコンセプトを掲げられていますね。INIのタイトル曲はHIP HOP調の楽曲が多い印象でしたが、今回のタイトル曲『FANFARE』は、これまでとは違った印象を受けました。

ギターやエレキギターがベースのロックテイストで、ガラッと変わりましたよね。チームでもこのままHIP HOPを貫くのか、ちょっと路線変更したりするのかという話し合いをしていたので、楽しみな部分が大きいです。特にサビ部分、オールパートコーラスからのキャッチーなフレーズで、その一体感やエネルギーに僕の思う「INIらしさ」がしっかり乗っていて。新しい幕開けにふさわしい楽曲になったなと思っています。

『FANFARE』 Official MV (C)LAPONE Entertainment

──これまでと比べて、魅せ方の面でこだわった部分はありますか。

音楽の乗り方がちょっと違うんです。今まではヒップホップの海外のアーティストの方を見て研究したりしてたんですけど・・・ロックは良い意味で「自由な感じ」なんです。好きにして、そのなかにもちゃんとかっこ良さがあって。初めての部分ではあったので難しかったですし、今も苦戦しています。もっと良い魅せ方はないかなって。

──日々研究されているんですね。

そうですね。韓国のアーティストの方、日本のラッパーの方とかも見たりします。「なんでこんなかっこよくできるんだろう?」って、すごく勉強になります。

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