未だ発表されぬ「M−1審査員」…SNSでは予想が加熱

2022.12.10 07:30

2021年『M-1グランプリ』の審査員を務めた面々

(写真3枚)

■ご意見番の女性審査員・上沼枠の後任は誰だ?

審査員交代の場合にキーとなるのは、上沼の後任ではないだろうか。上沼は初の女性審査員として、2007年より参加しており、7人の審査員のなかでも特に「ご意見番」としての地位を築いてきた。歯に衣着せぬ物言いで会場の空気を一変させ、毎年愛のある、ときには厳しく、ファイナリストへ全力でぶつかっていく上沼節は、同グランプリの1つの名物でもある。

上沼の後任について、SNSでの意見では「海原やすよ ともこ」「ハイヒールリンゴ」が目に付く。

親子3代で漫才師の「海原やすよ ともこ」は芸歴31年目のベテラン。関西で数々の冠番組を持ち、番組内での軽快なトークはもちろんだが、『第52回上方漫才大賞』では女性コンビとして初の2度にわたって大賞を受賞。受賞時に姉のともこは、「『漫才』があるからほかのお仕事が楽しくできます。しんどいんですけれど、自分たちの本来の場所」と、漫才への熱い思いを語っている。

ハイヒールリンゴは、『女芸人No.1決定戦 THE W』(日テレ系)で3回大会より審査員を務めている。しかし、先日発表された審査員メンバーにリンゴの名はなく、「リンゴ姉さんが今年は『THE W』から『M-1』に・・・?」などと予想する声も挙がっている。

筆者としては、伝説の喜劇役者・藤山寛美の娘である藤山直美を挙げる。女優として活躍する藤山だが、『M-1グランプリ2020』で準優勝に輝いた、おいでやすこがのおいでやす小田にいち早く目を付けるなど「お笑い好き」として知られており、千鳥がMCのバラエティ番組『相席食堂』ではボケ倒しの1人旅を披露、浜田雅功がゲストとともにロケをする『ごぶごぶ』(MBS)では浜田がたじろぐ場面もあり、トーク&コメント力ともに圧倒的な存在感があるためだ。

「やっぱり麒麟の川島さんしかいないでしょ」「爆笑問題の太田さんに期待」・・・さまざまな憶測が飛び交うが、当日発表説も濃厚となってきた今回の審査員発表。2020年の『M−1』では、開口一番「最後の審査だと思って意気込んでます」「本当にファイナルです」と発言し、スタジオやSNSをザワつかせた上沼も、昨年は例年通り審査員として登場した。今年も同じく、審査員席に座っているのだろうか。来たる12月18日まで後1週間と少し、続報が待たれる。(文/Lmaga.jp編集部)

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