淡路島で牡蠣食べ放題、とろける口溶け「現状維持ギリギリ」

2022.12.4 11:45

大きく育った食べ応えある身に、味は濃厚でクセがなくおいしいと評判の志度湾産牡蠣

(写真5枚)

冬に旬を迎える瀬戸内の牡蠣を、心ゆくまで堪能できる「かき小屋 あわじ」(兵庫県南あわじ市)が11月末から期間限定オープン。2018年の開業以来のリピーターも多く、早くも週末の予約は埋まり始めているという。

数ある瀬戸内グルメのなかでも、冬の味覚の代表格と言えば牡蠣。名産地として広島や兵庫の沿岸部が有名だが、実は香川県さぬき市の志度湾周辺も牡蠣の養殖が盛んで、養殖場周辺には牡蠣小屋が点在し、旬を迎える冬には多くの観光客で賑わうという。

大きく育った食べ応えある身に、味は濃厚でクセがなくおいしいと評判の志度湾産牡蠣。そんな牡蠣を、120分の食べ放題で満喫できるのが「かき小屋 あわじ」だ。

殻付きの牡蠣をそのまま鉄板に並べる豪快なスタイルは現地同様。ここでは蓋をかぶせ、旨味を逃さず、満遍なく火入れできる蒸し焼きに。ふっくら、ぷりっぷりの焼き上がりで、とろけるような口溶けだ。

例年、3月末頃までの営業だが「今年は収穫量が少ないなか見込みを立てて確保していますが、なくなり次第終了することも」と店主の三野勝吾さん。予約も好調なスタートで、営業初日の11月22日はもちろん、最初の週末も満員御礼だったそう。

定番メニュー「かき食べ放題コース」は、さらにカキの炊き込み御飯、味噌汁、漬物、デザート付き(1人3500円)。燃料などが高騰する昨今、「予約は週末からどんどん入っていってますが、まだ席はあります。価格的に現状維持はギリギリですが、できる限り3500円で提供していきたい」と意気込みを見せる。

シンプルに海水の塩味も美味だが、醤油、ポン酢、レモンも常備するほか、トッピングはお好みで持ち込み自由というのもユニーク。ドリンクも「あわぢビール」をはじめ、「島レモン」、「島ライム」など、ご当地ならではがそろう。営業時間は昼12~3時、夕方5~夜9時。土日祝は昼11~夜9時、不定休。

取材・文/みやけなお

「かき小屋 あわじ」

期間:2022年11月22日(火)〜2023年3月末頃
住所:兵庫県南あわじ市湊里255-1
電話:090-3978-0058

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