名所復活? 大阪・なんばに新ホテル開業

1958年に竣工した新歌舞伎座の意匠を引き継いだホテルロイヤルクラシック大阪
文化の発信地「新歌舞伎座」が2009年に閉館して以来、都心ながら空白だった地に宿泊施設「ホテルロイヤルクラシック大阪」(大阪市中央区)が、12月1日開業。ありし日を思い起こさせる姿となっている。
ホテルのコンセプトは、「時をつなぐ」。建築家・村野藤吾設計の「新歌舞伎座」(現在は、上本町に移転)の特徴でもあった幾重にもなった唐割風(からはふ)を、建築家・隈研吾が低層部に再現。内装は和を活かした近代的な空間となっているが、2階のカフェラウンジ「コアガリ」では、「(旧)新歌舞伎座」で使用されていた金物などが展示され、歴史を垣間見ることができる。

ホテルとしては、「関西国際空港」に直結する南海電車「なんば駅」徒歩すぐ、訪日客に人気の道頓堀エリアが徒歩圏内、人気の飲み屋街「座ウラ」(新歌舞伎座の裏側という意で名付けられた)という立地を活かしたホテルを目指すという。
ビジネスから観光客まで幅広い客層をターゲットとし、訪日客対策としてスタッフの約1/3は外国人スタッフに。周辺の飲食店を紹介するオリジナルコンテンツも多言語で展開する予定だ。

レストラン「ユラユラ」では、「周辺はカジュアルなグルメが多いので、同じような感覚で楽しんでほしい。差別化するためにブッフェ形式にし、ホテルながらも値段は極力抑えた」と担当者。昼は大人3000円、夜は大人4000円(土日祝はそれぞれ+1000円)で提供する。
また、冠婚葬祭事業を展開する「ベルコ」(大阪市)が運営するとあって、宿泊特化型と呼ばれる客室とレストラン(カフェ)のみのホテルが増加するなか、宴会場12室、2チャペルを併設するのも特徴だ。館内には草間彌生をはじめとする100点のアートを展示し、客室は全150室、駐車場台数は86台。
関連記事
あなたにオススメ
コラボPR
-
大阪スイーツビュッフェ・リスト2025年版、ホテルで甘いものを満喫
NEW 5時間前 -
京都アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
NEW 5時間前 -
【大阪・関西万博2025】最新情報まとめ!地元編集部が取材してわかった、人気グルメから穴場スポットまで
NEW 7時間前 -
大阪・関西ランチビュッフェ2025年版、ホテルの食べ放題を満喫
NEW 7時間前 -
大阪アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.9.16 14:00 -
現地取材で発見!知らなかった宇治の魅力【2025年最新版】
2025.9.14 08:30 -
「何度も見たくなる」ファン続出、宇治×京アニ秘話[PR]
2025.9.12 17:00 -
万博・ポーランド館で人気、現地さながらの体験とは?[PR]
2025.9.12 13:30 -
万博で日本一やかましい祭!?三重の魅力を1日で堪能[PR]
2025.9.12 07:00 -
カード利用で街がもっと便利に。アメックスで繋がる輪[PR]
2025.9.8 07:00 -
グラングリーン大阪で食べる、買う、楽しむ! 14選[PR]
2025.8.29 10:00 -
神戸アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.8.29 10:00 -
関西人なら違和感に気付く!? 8コの異変探し[PR]
2025.8.28 08:00 -
新しいものを全力で楽しむ!OMOろい旅 in 熊本[PR]
2025.8.25 09:00 -
大阪ビアガーデン2025年版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.8.22 12:00 -
京都・滋賀のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.7.23 13:00 -
奈良のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.7.15 15:00 -
関西のおすすめ音楽フェス・2025年最新版
2025.7.9 09:00 -
【カメリア・マキの魔女占い】2025年下半期の運勢は?
2025.7.1 00:00 -
神戸のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.6.30 11:00 -
京都・貴船&高雄のおすすめ川床、ランチからカフェまで【2025年】
2025.6.19 12:00