日本と台湾の若手写真家による個展

2015.12.2 18:11

アーロン・シャオ《スターフォール2》より

(写真2枚)

小吹隆文撰・週末おでかけアート03>「とにかく誰よりも現場を見て歩く」を信条に、美術ライター・小吹隆文が膨大なアートの海から、いま必見の展覧会をピックアップ!

 MIO PHOTO OSAKA 2015/ミオフォトアワード・プライム

『アーロン・シャオ写真展 増田たかひろ写真展』

 新たな才能の発掘を目指して大阪・天王寺から発信している写真イベント「MIO PHOTO OSAKA」。今年は公開ポートフォリオレビューで個展の権利を獲得した2人の作家が登場する。

日本でも活躍する台湾の写真家アーロン・シャオ(選考:笠原美智子/東京都写真美術館事業企画課長)は、現実世界と環境の危機をテーマにしたフォト・インスタレーションを出品。関西を拠点とする増田たかひろ(選考:菅谷富夫/大阪新美術館建設準備室研究主幹)は、新幹線の車窓から捉えた風景や人を通して生と死を感じさせる作品を発表する。写真ファンには見逃せない機会となるだろう。また、12月4日と6日に行われる作家と選考者のトーク・イベントにも注目だ。

文/小吹隆文

増田たかひろ《そこに人が生きている。》より
増田たかひろ《そこに人が生きている。》より

『アーロン・シャオ写真展 増田たかひろ写真展』

期間:12月2日(水)〜6日(日)
時間:11:00〜20:00 会期中無休
会場:天王寺MIO本館 12F ミオホール(大阪市天王寺区悲田院町10-39)
料金:無料
TEL:06-6770-1376(11:00〜19:00)

『アーロン・シャオ写真展 増田たかひろ写真展』

※会期中にスペシャル・ギャラリートークあり(参加無料)
12月4日(金)17:00〜18:00>アーロン・シャオ×笠原美智子
12月6日(日)15:00〜16:00>増田たかひろ×菅谷富夫

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