『Meets』編集部の余談。

店主に丸投げ企画。さて、どうなった!?

2020.5.4 15:14

カテゴリ:街のニュース

今回は特集内、こちらの企画に関するこぼれ話をお届け。

毎月行われるMeets編集部の特集会議。

次の特集で具体的にどんな企画や誌面を作るかを編集部員みなで、時にマジメに時にふざけながら話し合います。

そこで挙がってくる特集企画案は、編集部員はもちろん弊誌でお馴染みのライターさんが挙げてくれた案も混ざっていて、巻頭特集でバーンといけそうな花形企画から、なんじゃこら、というものまで…。

とはいえ「なんじゃこら」だからと言ってNGではなく、ゴールデンタイムのような王道企画もあれば、深夜番組のようなちょっとコアな内容まで、一冊の中に混在する事でそれぞれが引き立て合って、特集全体に幅と深みが増して行けば…という考えのもと、Meets編集部は特集を作っています(大胆にスベる事もあります!笑)。

さて、5月1日発売「京都のちょうどいい酒場」特集、今回の企画会議で満場一致で「なんじゃこら」となった企画がこちら。

左京区在住ライターYによる「”日常”の日常」企画。

「日常」というのは店名で、四富会館の中にある一見するとバーのようなお店ですが、実は店主は鮨屋の三代目。

絶品サバ寿司とこれまた絶品ガリチューハイが楽しめる一軒。
話を聞くにこの店には夜な夜な、詩人から占い師、老舗の主人までが集いカオス状態とのこと。

それならば!と、日常の日常を探るべく、店主に2週間チェキを渡してひたすらお客さんを撮ってもらおう!という丸投げ企画が決定。売れ行きを左右する巻頭企画よりも先に決定し動き出す始末(こういう時のMeets編集部の早さは目を見張るものがあります)。

しかし、厚かましい事でお馴染みの編集部もさすがに初の試みなので恐る恐る店主さんに依頼すると「いっすよ」と快諾(サバ寿司の美味しさと、店主のこのノリの良さがこの店の人気の秘密です)。

お店にはこの指示書のみ。あとは店主とお客さん頼り。

チェキを渡し、指示書を渡して、さぁ、この企画どうなったのか…、是非本誌でご確認ください。

1週間後、途中経過を確認しに行くと酔客によって破損された悲しきチェキの姿が。二代目に引き継ぎ後半へ続いたのであった・・・

店主がトイレに行っている間に酔客が落とし破損したという初代チェキと、その意志を受け継いだ二代目。恐らくほとんどの写真が二代目が撮影したものと思われる。とほほ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

  • LINE

MeetsRegional編集室 1989年創刊以来(今年で31年目突入!)、関西の街をフォーカスし続けるリージョナル・マガジン。編集部員をはじめ、誌面に携わるさまざまなスタッフが自分の足で探してきた店や人、モノやコトを、私感たっぷりにご紹介。街や酒場の“ゴキゲン”を言い訳に、どうにも飲める(飲み過ぎる)スタッフ多め。現在、「WE♥酒場」をキャッチフレーズに、酒場にまつわるエトセトラを12カ月連続で特集中。毎月1日発売。

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

MeetsRegional編集室 1989年創刊以来(今年で31年目突入!)、関西の街をフォーカスし続けるリージョナル・マガジン。編集部員をはじめ、誌面に携わるさまざまなスタッフが自分の足で探してきた店や人、モノやコトを、私感たっぷりにご紹介。街や酒場の“ゴキゲン”を言い訳に、どうにも飲める(飲み過ぎる)スタッフ多め。現在、「WE♥酒場」をキャッチフレーズに、酒場にまつわるエトセトラを12カ月連続で特集中。毎月1日発売。

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本