小池徹平、浦井健治をベタ褒め…ミュージカル『ある男』でＷ主演

2025.6.13 19:10

ミュージカル『ある男』の取材会に出席した小池徹平（6月13日・大阪市内）

(写真7枚)

俳優・小池徹平が６月１３日、芥川賞作家・平野啓一郎によるベストセラー小説を原作としたミュージカル『ある男』の大阪公演に向け取材会をおこなった。

■ 「褒めすぎましたかね、健ちゃんのこと」（小池）

愛したはずの夫が全くの別人だったー。他人をかたって生きた男の人生を辿り、「自分の存在と意義」を問う長編小説が舞台化。浦井健治とともにＷ主演を務める小池は、別人を名乗り、出自を完全に消し去ろうとした「ある男」（通称：Ｘ）を演じる。

稽古をスタートしたばかりという小池は、「複雑なストーリーで最初から衝撃的な内容で始まる原作なので、そういう謎めいた所をミュージカルでも表現しています。キーポイントになるＸは回想で出てくると思うので、どんな人物なのか、想像をかき立てるようなお芝居になると思う」と期待を込める。

また、今作では８年前の『デスノート』で初共演した浦井健治とＷ主演。小池は浦井について、「凄い仕事してるなって印象が強い。今度またデスノートを、しかも人間じゃない役で。どんだけ役の幅を広げて進化をし続けるんだろうなと。演劇の先輩としても尊敬するし、すごく物腰柔らかくて、僕は（演劇の世界に）途中から入った人間ですが仲間として受け入れてくれる懐の深さもあって人としてもすごく信頼できるので大好きです。･･･褒めすぎましたかね、健ちゃんのこと」と話し、信頼関係は抜群のようだ。

最後に、「大阪は（本公演の）最終地。アップデートされながら、熟して、完成した状態で出来るということなので、きっと濃密な、良いミュージカルをお届けできるのではと期待で一杯です。ぜひ来て頂けると良い夏の思い出になるのではないかと思います」と観劇を呼びかけた。

『ある男』大阪公演は、９月１２日～９月１５日に「ＳｋｙシアターＭＢＳ」（大阪市北区梅田３ー２ー２ＪＰタワー大阪６階）にて上演。チケットは全席指定１万５０００円ほか。６月１４日より一般発売スタート。

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