大河ドラマ「光る君へ」第13回あらすじ・進むべき道

2024.3.25 07:00

感情を押し殺すような表情を浮かべるまひろ(吉高由里子)(C)NHK

(写真5枚)

女優・吉高由里子が主演を務め、平安時代に長編小説『源氏物語』を生み出した女流作家・紫式部(ドラマでの名前はまひろ)の生涯を描く大河ドラマ『光る君へ』(NHK)。「進むべき道」と題する第13回(3月31日放送)では、元服した一条天皇に藤原定子が入内したことで中関白家の絶頂期が始まる。

■前回のあらすじ

愛する道長(柄本佑)から求婚されるも、身分の違いから妾になることが耐えきれずに断ったまひろ(吉高由里子)。一方で父・為時(岸谷五朗)が官職に復帰する目途はなく、為時の親戚で元同僚の宣孝(佐々木蔵之介)からは、生計を立てるために婿を探すことを提案される。現状を脱するには見知らぬ人の妻になるしかない現実に、まひろは打ちのめされていく。

その頃、まひろと決別した道長は、かねてから持ち上がっていた左大臣の娘・源倫子(黒木華)との縁談を進めるよう父・兼家(段田安則)に申し出る。道長を恋い慕う倫子は、願ってもない話だとそれを受け入れる。一方、道長の姉・詮子(吉田羊)は、藤原家との因縁が深い源明子(瀧内公美)と道長の縁談を進めようと図っていた。

しばらくして、道長からまひろ宛てに文が届く。「妾でもいい、道長以外の妻にはなれない」と自分の心に正直になったまひろは道長のもとへ駆けつけるが、道長からは倫子に婿入りすることになったと告げられる。親交の深い倫子が嫡妻では耐えられそうもないと思ったまひろは、自分の気持ちを押し殺して道長の前から去るのだった。

■第13回「進むべき道」あらすじ

孫である一条天皇を即位させ摂政となった藤原兼家は、瞬く間に息子たちを昇進させて政権の中枢に置いた。それから4年後の永祚2年(990年)、元服してわずか20日後の一条天皇(柊木陽太)に、道隆(井浦新)の娘・定子(高畑充希)が入内する。

道隆たち中関白家が絶頂期を迎え、兼家の後継争いが始まろうとする一方で、まひろの父・為時が官職を得られないまま一家は貧しい暮らしが続いていた。ある日、友人のさわ(野村麻純)と出かけた市で、まひろは揉め事に巻き込まれる。文字が読めずに騙された親子を助けようとするまひろだったが・・・。

本作は、日本最古の女性文学『源氏物語』の作者である紫式部が、秘めた情熱と想像力、そして生涯心を寄せる相手となる藤原道長への想いを原動力に、変わりゆく世を懸命に生き抜いていく愛の物語。放送は、NHK総合で毎週日曜・夜8時から、NHKBSは夕方6時から、BSP4Kでは昼12時15分からスタート。

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