どうなる大阪・関西万博? 全国的に「関心度」が低下気味

2024.1.4 16:00

大阪市役所の正面玄関前に設置された、ミャクミャクの巨大モニュメント(12月1日・大阪市内)

(写真3枚)

2025年に開催される『大阪・関西万博』に関する意識調査が「三菱総合研究所」(代表:籔田健二)によりおこなわれた。結果、全国で「認知度」は上昇しているものの、「関心・来場意向」は低下しているという現状が浮き彫りとなった。

公式キャラクター・ミャクミャクのグッズ販売や、駅ナカのオフィシャルストア設置、開催500日前を記念したイベントやラッピング電車の走行など、開催日が近づくにつれ、同イベントを意識する機会も多くなってきた昨今。

お披露目された特別塗装機「JAL ミャクミャクJET」(11月28日・伊丹空港)

そんななか、全国の20代~60代の男女3000名を対象に、2021年から計6回にわたり『2025年の大阪・関西万博に関する認知・関心、参加意向等』に関するWEBアンケート調査が実施された。

結果、同万博に対する「認知度」は、全国で上昇傾向。特に40代と60代の間で上昇がみられた。しかし、同万博に対する「関心度」は全国的に低下傾向にあり、地域別ではこれまでもっとも関心度が高かった京阪神圏で、47.9%から40.1%へと推移が低下。「来場意向」もこれまでもっとも高かった京阪神圏での低下が著しく、前回調査の47.2%から、39.3%となった。

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