葵わかな「答えを知りたいと思うから、前に進もうとする」

2023.9.20 07:00

ミュージカル『アナスタシア』で主演を務める葵わかな

(写真8枚)

● 「一歩一歩進もうとする姿に、勇気をもらえる」

──背景とか人間関係はシリアスですが、その一方で聞かせるナンバーも多くて、美術や衣裳も非常にきらびやかだから、これぞ「THE ミュージカル」という作品でもありますね。

確かにアーニャはすごく暗いものを抱えているし、歴史的な背景も現実として大きなものがありますが、物語のテイストというか、世界観は本当に「おとぎ話」。夢があって、希望もあるから。このミュージカルは観劇の年齢制限が低めに設定(※4歳から)されているので、小さいお子さまも見られるんです。子どもたちにとっては、絵本の世界に飛び込むような気持ちになれると思うので、それは作品のひとつの魅力でもあります。

『アナスタシア』では、記憶を無くした少女・アーニャを演じる葵

──4歳でこの舞台を見たら、一生忘れない鮮烈な記憶になりそうです。

私はこの作品を海外で拝見したのですが、劇場はすごく小さい子ばっかりで、ビックリすると同時に、うれしい気持ちにもなりました。自分も小さいときに観ていたら、どんなに良かっただろう! って(笑)。日本でもそうなってくれたらいいなあと思います。

──そして「本当の自分」をひたむきに探すアーニャは、多くの人が自分と重ね合わせやすくて、感情移入しやすいキャラクターだと思います。

確かに。アーニャの抱える葛藤みたいなものは、みんなそれぞれ感じたことがあるんじゃないかと思います。私も今稽古をしながら「アーニャはずっと悩み続けている」というのが、すごく印象的なんです。でも悩んでいるからこそ、答えを知りたいと思うからこそ、前に進もうとする。不自由ながらも、一歩一歩ゆっくりでも進もうとする姿に、共感したり、勇気をもらえたりするのかな? と思います。

おとぎ話色の強い『アナスタシア』、葵は「小さな子どもでもきっと楽しめると思う」と太鼓判を押す

ミュージカル『アナスタシア』

期間:2023年10月19日(木)〜31日(火)
会場:梅田芸術劇場 メインホール(大阪府大阪市北区茶屋町19-1)
料金:S席1万4000円、A席9500円、B席5500円、R席1万6000円※オリジナルグッズ付き

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