朝ドラ・綾の葛藤に、視聴者涙「泣ける」「ヒロインの貫禄」

2023.4.11 20:15

万太郎(小林優仁、のちの神木隆之介)にある思いを語る姉・綾(高橋真彩、のちの佐久間由衣)(C)NHK

(写真1枚)

天真爛漫で植物を愛する主人公が、激動の時代を生きる姿を描く連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。4月11日放送の第7回では、学問所でいじめられた万太郎が謎の男にかけられた言葉をきっかけに、新たな悩みを抱くシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

学問所「名教館」に入るも、入学初日から武家の子らから目をつけられ、いじめられてしまう万太郎(小林優仁)。意気消沈した万太郎が家に戻ろうとすると、学問所で水をまく謎の男(寺脇康文)から「しきたりにとらわれんと、今こそ変わるときなんじゃ」と声をかけられる。

万太郎は、古くからのしきたりを重んじる祖母・タキ(松坂慶子)の考えと男の言葉の狭間で悩む。しかし、昔からの決まりで酒造りを諦めようとする姉・綾(高橋真綾)の姿を見るうちに、万太郎は嫌がっていた「名教館」に1人で足を踏み入れる覚悟を決めるのだった。

今回の放送では、酒造りに興味を抱きつつも「女は酒蔵に入ってはいけない」というしきたりのため、祖母のタキからいさめられる綾の葛藤が描かれた。

それでも生家の「峰屋」のことを思い、万太郎を支えようとする綾の姿にSNSでは「綾ちゃんが立派すぎて泣いちゃう」「綾ちゃんがヒロインの貫禄」「綾ちゃん・・・いいお姉ちゃんだね」など、胸を打たれる人が多数続出している。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。4月12日放送の第8回では、勇気を出して学問所に行った万太郎だが、前日の出来事を思い出しひるんでしまう。

文/つちだ四郎

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