朝ドラ・リアルなリストラ描写に、視聴者悲鳴「しんどすぎる…」

2023.1.12 19:45

会議室にて、従業員に話しをする岩倉めぐみ(永作博美)(C)NHK

(写真5枚)

東大阪と長崎・五島を舞台に、「空」を愛するヒロインが成長していく連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。1月12日放送の第70回では、工場を引き継ぐ覚悟を決めためぐみが、従業員のリストラをおこなうシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

従業員たちが機械を掃除する姿を目にし、工場を続けると宣言した舞(福原遥)の母・めぐみ(永作博美)。信用金庫に工場の経営を引き継ぐことを伝えためぐみは、浩太(高橋克典)が死の間際まで拒んでいた「人員整理」をおこなうことに。

舞はそんな母を支えるため、梱包の仕事だけではなく事務や経理も手伝うと決意する。めぐみは徹夜で選んだ3人の従業員にリストラを告げるが、小森(吉井基師)だけは「退職勧奨ってことは断る自由もあるってことですよね。ほな、断ります」と拒否するのだった。

工場を守ることを決意しためぐみが、最初に向き合うことになった人員整理。めぐみが言葉を選んで説明をし、退職を告げられた3人はそれぞれの反応を見せるリアルなシーンに、SNSでは「見てるこちらまで胃が痛くなりそうだった・・・」「退職勧奨に対する人の反応を見るのしんどいな」「社員や取引先の不安に共感するばかりで、これはこれで容赦のないドラマ」など、悲鳴を上げる人も続出していた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。1月13日に放送される第71回では、舞がリストラを告げた従業員の再就職先を探す。

文/つちだ四郎

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