オール巨人がM−1審査員を勇退も「酒飲まずシラフで見る」

2022.12.12 16:45

オール阪神・巨人のオール巨人(後列左)とオール阪神、前列は『ハイスクールマンザイ2022~H―1 甲子園~』で優勝したレイジークラフトの2人(12月11日・大阪市中央区)

(写真2枚)

『M−1グランプリ2022(以下:M−1)』で通算9年間審査員を務めたオール巨人が12月11日、イベント後の囲み取材に応じ心境を語った

この日、高校生の漫才コンテスト『ハイスクールマンザイ2022~H―1 甲子園~』決勝大会で審査委員長を務めたオール巨人。

才能のある高校生たちの漫才を1組1組丁寧に評価し、「NSCができて漫才に注目が集まり、底辺が広がってくるのがとてもうれしい。応募数もどんどん増えて切磋琢磨し、(年々)びっくりするほど上手くなっているのはとてもいいこと」と激励した。

その一方、同日『M−1』決勝の審査員が、オール巨人と上沼恵美子に代わって博多大吉と山田邦子が務めると発表。「(審査員は)そろそろ辞めたいと思う。M−1も辞めたし、あっちもこっちもお尻痛いしなー」とポロリ。「めっちゃ疲れる。本当に途中で頭イタなるくらい」と明かした。

さらに、「ちょこちょこ言うてるけど、僕らには理解できない漫才が出てきていることもあって、そこを分かったような気になって審査できないと思った」とも。

これまで審査の1週間前には酒を絶っていたというが、「今年は、審査のことを考えずにできる。誰が審査員やられても、どのような結果になっても何も言わない。でも、酒は飲まずにシラフで見る」と、気楽に若手の漫才を見届けるようだ。

取材・文・写真/岡田由佳子

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