佐野弘樹、朝ドラ航空学校の別れに「水島の人生は続いていく」

2022.12.6 17:15

お調子者の同期・水島祐樹役を演じる佐野弘樹 (C)NHK

(写真2枚)

東大阪で育ったヒロイン・岩倉舞(福原遥)が、航空業界に足を踏み入れ成長していく連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。航空学校での舞の同期・水島祐樹役を演じる佐野弘樹が、自身の役柄や共演者についてコメントした。

佐野演じる水島は、関東で有名なスーパー「水島ストア」の御曹司で、跡を継ぐことを拒みパイロットを目指すという役柄だ。

明るくお調子者な性格を持つ水島について、佐野は「生い立ちやバックボーンを読み解くと『なぜそうなったか』という部分がわかってきて、『明るさ』が長所にも短所にもなっていると感じます。人当たりが良くて、場を明るくするんだけれど、それは裏を返せば『面と向かって本心をさらせない』『真剣になれない』ということでもあって。その表裏一体の部分をしっかりと表現できたらと思って演じました」と分析。

飛行準備室にて、プリソロチェックの結果を聞く舞と水島。左から、水島祐樹(佐野弘樹)、岩倉舞(福原遥)(C)NHK

水島が飛行テストで不合格となってしまい、柏木(目黒蓮)と対峙するシーンについては、「ほかのシーンの撮影現場の空気とは明らかに違っていました。スタッフのみなさんによる全力の『いい環境を提供しよう』という気迫を感じて、僕も柏木も舞ちゃんも、ほかのみんなもその思いに全力で応えようと、真剣勝負で取り組みました。『柏木のエネルギーに対して、水島も感情があふれ出てしまう』というシーンなので、僕はもう何も考えず、完全に受け身で臨みました」と振りかえった。

最後に、視聴者に向けて「残念ながら水島は航空学校を去りますが、水島の人生は続いていきます。だから『水島ストアの1日』とかも取り上げてほしいです・・・って誰が見るんだって(笑)。でも、視聴者の皆さんの頭の片隅に水島のことを覚えておいてもらえたらうれしいです」と、ユーモアたっぷりなメッセージを送った。

『舞いあがれ!』の放送は、NHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半から。

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