板尾創路プロデュースの関西演劇祭が開幕「劇場に足を運んで」

2022.11.12 17:45

『関西演劇祭2022』開幕式に登壇したェスティバル・ディレクターの板尾創路(11月12日・大阪市内)

(写真2枚)

お笑い芸人・板尾創路が「関西の演劇を盛り上げたい」とプロデュースする『関西演劇祭2022』が、「クールジャパンパーク大阪 SSホール」(大阪市中央区)で11月12日に開幕。板尾が「ぜひ、劇場に足を運んでいただき、舞台の醍醐味を知っていただきたい」と語った。

今年で4回目となる同演劇祭は、プロ・アマ問わず、主に関西小劇場界で活躍する団体から10劇団が選抜され、約45分の持ち時間でそれぞれの舞台を披露。上演後には、観客や審査員が作品の感想や質問などを劇団に投げかける「ティーチイン」も見どころになっている。

同演劇祭の起ち上げに尽力し、フェスティバルディレクターを務める板尾。手探りのスタートから、今年で4年目を迎える。「見せ方が固まってきて、4年目からは一般の方に知っていただき、長く続けられる演劇祭にしていきたい。オンライン配信もしているし、見せ方も変わってきたが、やっぱり距離感や空気感をみんなで共有することが舞台の醍醐味。ぜひ、劇場に足を運んでいただきたい」と語った。

『関西演劇祭2022』開幕式に登壇した9劇団(幻灯劇場は諸事情により欠席)の代表者たち(11月12日・大阪市内)

同演劇祭は、11月20日まで開催。出演する劇団は、かのうとおっさん、劇団イロモンスター、劇団なんば千日前、激団リジョロ、幻灯劇場、芝居処 華ヨタ、TAAC、Micro To Macro、ラビット番長、RE:MAKEの10劇団。チケットは前売一般4000円、学生3000円。1日券(2公演7000円、3公演1万円)なども。また、11月18日と19日のみオンライン配信も実施するという(2000円)。

取材・写真/岡田由佳子

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