横浜流星&中村隼人「高め合いたい」、舞台「巌流島」は3月開幕

2022.10.27 19:15

舞台『巌流島』に出演する(左から)中村隼人、横浜流星、堤幸彦

(写真3枚)

俳優の横浜流星と、歌舞伎俳優・中村隼人が、宮本武蔵と佐々木小次郎を演じる舞台『巌流島』の上演が決定、3月には神戸でも上演される。横浜と隼人、演出の堤幸彦が出席した記者発表会が、10月26日に実際の「巌流島」(山口県下関市)でおこなわれた。

■ 「新たな武蔵を生きることができれば」(横浜)

さわやかな秋晴れのもと、巌流島の武蔵・小次郎の像の前で行われた発表会。横浜が「世紀の一戦をおこなった場所に立って、同じ空気を吸えていることがすごく感慨深いですし、必ず役作りに影響してくると思う」と言えば、隼人も「踏み入れた瞬間、すごくおごそかな雰囲気とパワーを感じた。この経験を反映させていきたいです」と応えた。

舞台『巌流島』は、2023年3月に関西公演が上演される

武蔵と小次郎は、巌流島で決闘をおこなう前から、実は深い因縁があった・・・という新解釈の物語を、迫力の殺陣と、最新の舞台テクノロジーを駆使しながら描いていく本作。これまで数多くの舞台やドラマの題材となった「巌流島の決闘」が、一味違う見え方になるはずだと、横浜も隼人も予想している。

横浜は「脚本が、武蔵の葛藤や心の揺れを濃く描いてくださっているので、内面をすごく大事に作っていきたい。史実を大事にしながらも、自分にしか出せないものを出して、新たな武蔵を生きることができれば」と意気込むと同時に、子どもの頃から歌舞伎の舞台に立っている隼人には「舞台に関しては大先輩。しっかり胸を借りて切磋琢磨しあいながら、高めあっていけたらと思います」というエールを。

■ 「胸を借せるよう(笑)頑張りたい」(隼人)

一方、歌舞伎以外の大きな舞台出演が初めての隼人は「歌舞伎は小さい頃から一緒に過ごしたメンバーとやることが多いので、テレビや舞台からいろんな方が集まってるのが楽しみ」と期待を語り、作品については「(決闘する)結末は同じでも、そこに行き着くまでの過程が、もしかしたら今までと違うことになるかも。僕のキャラクターが濃くなれば、武蔵も立ってくると思うので、胸を借せるよう(笑)頑張りたいです」と述べた。

舞台『巌流島』に出演する、(左から)中村隼人と横浜流星

また会見中、横浜が背後にある武蔵と小次郎像を見て「小次郎の刀の持ち方が不思議」と指摘すると、隼人も「(この持ち方だと)いろいろ考えてしまいますよね。舞台ではあっという間に(決闘が)終わらないようにしないと」と苦笑。それを受けて堤が「史実では一瞬で雌雄を決したそうですが、そうはさせません(笑)。かなりしつこく描いた見せ場になります」と断言し、従来にはない「決闘」になる期待を、さらに高める一幕となった。

横浜と隼人のほかには、猪野広樹、山口馬木也、凰稀かなめなどが出演。脚本は長年堤とタッグを組んできたマキノノゾミがつとめる。関西公演は、2023年3月11日・12日に「神戸国際会館こくさいホール」(神戸市中央区)にて。チケットはS席1万2500円ほか、12月11日から発売開始。

取材・文/吉永美和子

舞台『巌流島』

会場:神戸国際会館 こくさいホール(兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-6)
期間:3月11日(土)・12日(日)
料金:S席1万2500円、A席6500円

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