１０月３日より放送中の連続テレビ小説『舞いあがれ！』（ＮＨＫ朝ドラ）。ヒロイン・岩倉舞を演じる福原遥、舞の幼なじみである梅津貴司役の赤楚衛二、望月久留美役の山下美月が、それぞれの印象を語った。

同作は、東大阪で育ったヒロイン・舞が長崎・五島での生活を通して成長し、空への夢に向かっていく物語。大学生になった舞が登場した第４週では、隣家に住む幼なじみの貴司、小学校からの親友・久留美の３人が、貴司の実家であるお好み焼き屋「うめづ」に集まるシーンも。

１０年来の親友として、仲睦まじい会話を繰り広げた「うめづ」でのシーンについて、「息を合わせようとしたつもりは無かったですね」と振りかえる赤楚。福原も「現場で顔を合わせて、すぐに仲良くなれて。だから『幼なじみだからこういう感じかな』というやり取りが無くても、３人の雰囲気そのままで会話をしたらしっくりときました」と語った。

撮影を重ねるごとに親睦を深め、今では作中のような関係性だという３人。山下が「テレビで２人が活躍している姿を見かけると、ついつい写真を撮ったりしちゃう。２人とも忙しくて大変なはずなのに、現場ではそんなそぶりも見せないんですよ。そんな姿を見て私も見習わなきゃ！って」と２人への想いを語ると、赤楚も「２人ともそれぞれの仕事に対して熱心ですし、人に対しても熱心で。僕のことを純粋に応援して支えてくれたり･･･。仲良くなれてよかったなと思います」と感謝を述べるなど、終始和気藹々としたやり取りが繰り広げられた。

また小学生時代から１０年が経過し、進学や就職と異なる道を歩む３人が描かれることについて、福原は「３人の絆は、離れていてもつながっているんだなと感じています。変わらない部分もありつつ、それぞれが全く違った世界に進んでいって。幼馴染３人が、今後どんな成長をしていくのか見ていただきたい」と、見どころを語った。

『舞いあがれ！』（ＮＨＫ総合）は朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半から放送される。

取材・文／つちだ四郎