初日は約200人の列…「ファミリア」の過去作マーケットが開幕

2022.6.11 07:45

ファミリア神戸本店(神戸市中央区)にて、6月10日より開催されている『ARCHIVE MARKET』

(写真18枚)

神戸発の子ども服ブランド「ファミリア」(本社:神戸市中央区)の神戸本店で、6月10日より『アーカイブマーケット』がスタート。初日には、ここでしか買えないアイテムを求めて約200人が列を作り、予定より時間を前倒ししてのオープンとなった。

■『アーカイブマーケット』って?

多くの人に愛され、長い歴史を持つファミリアが「魅力を再発見しよう」ということで、2021年の5月よりスタートさせた同企画。

過去のアイテムや素材にフューチャーした内容となっており、これまで関西と関東の百貨店内で2度おこなわれているが、本店のある神戸の地での開催は初めて。ファミリア好きがこぞって足を運ぶ人気のイベントだ。

■過去生地で作った「トートバッグ」など、どれも気になる

今回の会場には、過去シーズン生地を利用したバッグや、即完売だったコラボアイテムがずらり。そのアイテムには、「ハイドロフラスク」の水筒や「アシックス」のシューズ、「エジュー」のスマホケースやバッグなどが揃っており、どれももう手に入らないとあって、訪れた人々は一目散に同コーナーへと向かっていた。

アップサイクルグッズはバッグ(4400円)や巾着(2500円)などがスタンバイ
さまざまな生地やリボン、フェルトなどが合わさったセット(1100円〜)

また場内では生地端材やボタン・リボンなどが入ったアップサイクルキットも販売されており、1セット1100円〜とお手頃価格なため、まとめ買いをする人がちらほら。同イベントでしか出会えないアイテムや企画が盛りだくさんで、ほかにも「野菜キット」と言われるアーカイブ生地のバッグに規格外の野菜を詰めることができるコーナーも設けられており、それぞれが好みのバッグを見つけ、野菜選びを楽しんでいた。

「野菜キット」(4400円)は、過去の素材で作られたバッグに規格外の野菜を詰めて帰るという企画

「ファミリアでは定番商品以外に、シーズン毎にテーマに合わせた洋服を展開しています。シーズンアイテムは流行りに左右されないデザインですが、シーズンオフになると販売ができません。可愛いのにもったいないという思いから企画がスタートしました。ファミリアのサステナブルな取り組みとして、今後も継続していきたいイベントです」と、広報担当者はマーケットに込めた思いを話す。

■先頭のお客さんは・・・まさかの早朝スタンバイ!

約200人もの行列からスタートした同イベント。先頭に並んでいた大阪在住の2人組に話を聞いてみると、「朝7時前から来ていました!」と一言。「目的は、手に入らなかったコラボ商品です。可愛いのがありすぎて・・・。これからもいろんなコラボをしてくれたらいいな。学校が兵庫だったので、ファミリアを持っている友達も多かったし、私自身も使っていました。ただ、子どもができてからさらに熱が入りましたね(笑)。自分と子どもの分を買いたいです」と、オープンを心待ちにしていた。

ファミリア神戸本店にて開催中の『ARCHIVE MARKET』、初日には長蛇の列が

期間は6月16日(野菜キットは12日)まで。一部アイテムはなくなり次第終了だが、期間中は随時商品が追加される。

取材・文/太田浩子

『ARCHIVE MARKET』

会場:ファミリア神戸本店(兵庫県神戸市中央区磯上通4-3-10)
期間:6月10日(金)~2022年6月16日(木)
時間:10:30〜18:00(金土日は〜19:00)

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