毒っ気・尖り節が炎上も、ニューヨーク「今の時代が合ってる」

2022.6.23 12:00

お笑いコンビ・ニューヨーク(左から嶋佐和也、屋敷裕政)

(写真5枚)

「面倒臭いことも多いけど、今が合ってる」(嶋佐)

──江頭さんの回は、その頃のテレビを思い出すような内容で大好きだったのですが、近年はコンプライアンスが厳しいので、そのあたりでギャップを感じる事はありませんか?

屋敷:テレビに出させてもらえるようになったのが最近なんで、むしろ(今のテレビは)そんなもんやと思ってますね。視聴者の思い出として「昔のテレビは良かった」というのはありますけど、今のテレビはこういうルールやからなという感じです。

嶋佐:こんなことを何で気にしないといけないのかというのはありますし、これもダメなのかとか面倒臭いことも多いですけど、僕らの性格的に今の時代の方が合ってるかもですね。昔は現場がむちゃくちゃ殺伐としていたと聞きますし、戦国時代みたいに全員が敵という感じでしたから。

屋敷:あの人とあの人が絶対に共演しないとか今は無いですし、戦国時代から江戸時代になったみたいな感じです。刀狩がおこなれて、剣道しかしたらアカンみたいな(笑)。

嶋佐:中堅が若手に嫌な絡み方をして本気に潰しに来ていたらしいですから、むっちゃイヤですよ(笑)。今はやさしい人が多いですね。

屋敷:『ラヴィット!』(TBS系)の買い物企画で、今ふたりとも300万から400万を自腹で使ってますけど、そんな事をテレビで出来るのはいいですよね。コンプライアンスを色々言われますけど、この企画はエエんやみたいな(笑)。まぁ、ある意味、今の時代の体の張り方かも知れないですけどね。

嶋佐:でも、20メートルのバンジージャンプは、こないだ拒否しましたけど。昔なら、スタッフさんにめっちゃ怒られますよね(笑)。

2022年3月に約19年の交際を経て一般女性との結婚を発表した屋敷

──確実に今の状況は、お2人の性格的に合っているんですね。

屋敷:ありがたい事に、最近は自分らの番組も多いので、戦い方も変わってきました。ゲストでパッと呼ばれて、その場で結果を出すのではなく、MCとして番組をちゃんと成立させる側になりましたから。まだコツも掴めないですし、どうしたら長寿番組になるかもわからない。自分らの番組の評判もわからないですけど、出ている番組の『TVer』でのお気に入り登録数とかは一応見ていますね。

嶋佐:僕らとしては、いい感じというか楽しくやるしかないですから。基本的に冠番組の企画やゲストとかもスタッフさんが考えてくれて用意していただいたものなので、一生懸命やるだけなんですよ。

屋敷:松本(人志)さんみたいに企画構成を全てされているのではなくて、俺らは料理でいうと食材のひとつみたいな感じなので。なるべくキャッキャッやろうと。後は、来てくれたゲストの方が『なんやねん、この番組・・・』とならないようにだけ気を付けています。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本