高橋克典が初の朝ドラ出演、「舞いあがれ」でヒロインの父役

2022.2.8 07:15

舞(福原遥)の父・浩太を演じる高橋克典 (C)NHK

(写真5枚)

2022年度後期に放送される、NHK大阪放送局制作の連続テレビ小説『舞いあがれ!』。俳優の高橋克典が、ヒロイン・舞の父役を演じることが明らかになった。連続テレビ小説初出演となる。

第107作となる朝ドラ『舞いあがれ!』は、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、夢に向かうヒロインの挫折と再生の物語。東大阪市の町工場で生まれ育ったヒロイン・舞(福原遥)は大学で人力飛行機サークルに入ってつくり手として活動するが、ひょんなことからパイロットに転身することになり、自らが大空を飛ぶことを経験。大きな感動を覚え、旅客飛行機のパイロットを志す・・・という内容だ。

高橋はそんな舞の父で、東大阪の町工場を経営する二代目社長・岩倉浩太を演じる。元は重工メーカーに勤めて飛行機を製作する夢を抱いていたが、父親が病死したため退職し、ネジを作る工場を継いだ浩太。娘の舞とは、互いに飛行機好きで、同志のような間柄になっていく。

高橋は出演に際し、「初の朝ドラ、主人公の父、大阪弁の役ということで、クリアしなければならない条件が多々ありますが、家族を愛し、娘・舞の夢を支える、温かい父親を演じられたらと思います。大空を仰ぎ、大空に思いを馳せ、この長引くコロナ禍で塞ぎ気味の心を晴れやかにできるようなドラマになるよう尽力したいと思います」と意気込んだ。

制作統括の熊野律時氏は、「父親役はヒロイン・舞を応援し、やさしい笑顔と夢を語る情熱を表現していただける方をと考え、高橋克典さんにお願いしました」と起用の理由についてコメントした。高橋のほか、母役に永作博美、祖母役に高畑淳子、兄役に横山裕(関ジャニ∞)が決定している。

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