「大阪いらっしゃい」2月2日から利用停止、事業者には補填

2022.1.27 06:45

キャンペーンの一時利用停止が案内された『大阪いらっしゃいキャンペーン2021』公式サイト

(写真2枚)

大阪府がまん延防止等重点措置の対象地域となり赤信号が灯ったことで、府は旅行を推奨していた『大阪いらっしゃいキャンペーン2021』を2月2日より利用停止。それに伴う事業者への補填が、1月26日の定例会見で発表された。

1月21日には大阪モデルの「黄色信号(警戒)」が点灯し、利用の自粛が呼びかけられていた同キャンペーン。赤色に変わったことで、2月2日から20日までは完全に利用が一時停止となり、期間中の予約分は割引が適用されなくなる。

一方、旅行・宿泊事業者に対しては、予約がキャンセルされた場合に一律で割引相当分を補填することに。吉村洋文知事は、「必ずしも十分ではないと思いますが、できる分は補填していきたい」と説明した。

キャンペーンで賑わいを見せてきた矢先の利用停止。これに対して担当部局は、「できる限り配慮できるように考えています。事業者によっては何万件も予約を受け入れていることもあり、簡潔に申請でき負担感がないように考えています。財源が限られていますが、できる限りのことはやっていきたい」と話している。

取材・文・写真/岡田由佳子

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