緊急事態宣言を受けUSJが休業「1日も早い復興を」

2021.4.23 20:20

USJの入場にはマスク着用、手指消毒、ソーシャルディスタンスなどの協力が求められる(2020年6月4日撮影・USJ)

(写真1枚)

大阪府に対する緊急事態宣言の発令決定に伴い、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪市此花区)が4月25日からの休業を発表。宣言及び要請が解除されるまでの間、パーク営業を中止するという。

2020年4月、2021年1月に続き3回目の発令となった緊急事態宣言。同宣言を受けてのパーク休業は、2020年2月29日~6月7日に続き2度目となる。

同パークは、「テーマパークでは無観客開催という実質的休業要請が出されることを受け(中略)臨時休業することといたします。来場を楽しみにされていたゲストのみなさまにはご不便をおかけし、心からお詫び申し上げます」とコメント。

また、「今回、政府や自治体の要請に従い臨時休業いたしますが、1日も早い社会経済活動の復興と観光産業とエンタテインメント業界の回復に貢献できるよう今後も尽力してまいります」と話している。

前回の休業の間は、徹底した衛生強化対策をもとにした運営プランを策定した同パーク。今回の発表のなかでは、「6月8日から段階的に営業を再開し、常に政府や自治体の方針に従ってキャパシティ制限をおこなって、ゲストとクルーの健康と安全の確保を最優先に運営してきました」といい、今回その対応姿勢をもってしても休業せざるを得ない悔しさも感じられる。

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