これまでアニメやドラマ、舞台などさまざまな形で作品化されてきた手塚治虫による不朽の名作『陽だまりの樹』。新たにジャニーズＪｒ.内グループの７ ＭＥＮ 侍（セブンメンサムライ）の菅田琳寧主演による舞台上演が決定した。

１９８１年から１９８６年にかけて『ビッグコミック』（小学館）で連載されていた同作。ちゃらんぽらんな性格で酒好き・女好きだが医師として優れた技術を持つ手塚良庵と、剣の才能に恵まれた正義感の強い直情型の下級武士・伊武谷万二郎の２人が、ときには恋敵となり、ときには友情を結び、時代の荒波に揉まれながら信じる道を描いている。

本作で主演・手塚良庵役を務める菅田琳寧は、本作で初のジャニーズ公演以外の舞台出演、そして初の舞台主演を務める。出演に際し、菅田は「『陽だまりの樹』のお話をいただいたときはとても不安でしたが、主演を経験しているメンバーにすぐ相談しに行きアドバイスをもらいました」とコメント。

また、「手塚治虫先生の作品を汚さないよう、また『陽だまりの樹』ファンの方に『菅田琳寧の演じる手塚良庵は最高だ！』と思ってもらえるよう全力を尽くします」と意気込みを語った。

そのほか、伊武谷万二郎役に早乙女友貴、オリジナルキャラクターである見習い医師の三郎役に阿達 慶（ジャニーズｊｒ.）、そして勝海舟役にダンカンら個性豊かな人気俳優陣が集結。『方南ぐみ企画』の主宰を務め、数多くの演出作品を手掛ける樫田正剛が脚本・演出を務め、殺陣や歌をおりまぜおくる新たな青春劇となる。

公演は３月５日から１４日が「ヒューリックホール東京」（東京都千代田区）、２７・２８日が「梅田芸術劇場 シアタードラマシティ」（大阪市北区）で、料金は９５００円（全席指定）。チケット発売日は２月２０日・１０時から。